こんな方におすすめ!
「管理機(耕うん機・テーラー)を更新したいけれど、機種ごとの違いがわからない」
「行ないたい作業は決まっているけれど、どの機種を選べばいいんだろう?」
「似たような機械の特長をそれぞれ比較したい!」
このようなお悩みにお応えいたします!
機械の特長を知って、最適な製品を選びましょう。
まずは行ないたい作業内容を確認!
自分に最適な機械を選ぶため、まずは「どういった作業を管理機(耕うん機・テーラー)で行ないたいのか?」ということを整理しましょう。
管理機のアタッチメントについては、こちらのページをご参照ください。
耕うん
作物を栽培するために、田畑を掘り起こすこと。土地の砕土や残渣物のすき込み、土壌の乾燥などに効果があります。
主な使用アタッチメントロータリ、ロータ
培土(うね成形)
土を盛り上げて、作物を移植したり種を播いたり(播種)するためのうねを作ること。
主な使用アタッチメント培土機、うね成形機
マルチ作業
作物の育成を助長するために、うねや平地を薄いビニールシート(マルチシート)で覆う作業のこと。
主な使用アタッチメントマルチロータリ
中耕・管理
作物が育って固くなったうねの間の土壌を細かく砕くこと。除草のほか、通気性・透水性の増大による根の発育促進や水分保持などの作用があります。
主な使用アタッチメント培土機
土揚げ
作物の根元や茎元に、土を盛り上げる作業のこと。
左右両方に土を揚げる「両揚げ」や、あぜ際などで片側だけに土を揚げる「片揚げ」などがあります。
主な使用アタッチメントマックスロータ
整地
耕うんやうねを崩した後の土を、平らに均すこと。
主な使用アタッチメントレーキ
代掻き
耕うん・砕土を行なったほ場に水を張り、土を細かく砕いでかき混ぜ、田んぼの表面を平らにすること。
田んぼの水漏れを防ぎ、苗を植えやすくし、苗の根付きと発育を良くします。
主な使用アタッチメントかご車輪、水田車輪
行いたい作業から選ぶ最適な機械!
行ないたい作業を整理出来たら、チャートでおすすめの機械を調べてみましょう!
クボタの管理機・テーラー・耕うん機の特長をご紹介
1台でいろいろな作業をしたい!
ニューベジマスター
・標準ロータリを使って、耕うん作業や中耕・除草・培土作業ができます。
・マルチや培土機のほか、土揚げや播種などをはじめとした多種多様なアタッチメントを装着して作業できます。
・ネギ用、ばれいしょ・かんしょ用の掘取機を装着して、掘り取り作業をすることも可能です。
※画像は、TA701N-SCKです。
ニュースーパーベジマスター
・マルチや培土機のほか、土揚げや播種などをはじめとした、多種多様なアタッチメントを装着して作業できます。
・ニューベジマスターと比較して、各作業においてより大型の作業機を選ぶことができます。
・機体が大きく、重量も重いので、うね成型専用機として使用される方もいらっしゃいます。
※画像は、TA951N-Wです。
ベジライト
・車軸タイプの耕うん機で、主に耕うん・うね立て・うねくずしなどに使用します。
・軽量コンパクトで、取り回しがしやすいです。
ネギに特化した製品が欲しい!
ネギ管理機
・レバーで簡単にロータリ変速の切り替えができ、副チェーンケースの入れ替えが不要です。
・速度・ロータリ爪軸回転数・ハンドル高さにおいて、細かな調節ができるため、ネギ栽培に必要な作業への対応力が抜群です。
※ネギ専用機となり、ネギ以外の作物ではご使用いただけません。
中耕管理作業のために使いたい!
ニューウネマスターJr.
・比較的溝幅の狭い畑での中耕・管理作業に適しています。
・機体重量が軽量であるため、旋回性能に優れています。
※耕幅は機種ごとに固定となり、調節はできません。
※画像は、TS350WNです。
ニューウネマスター
・比較的溝幅の広い畑での中耕・ベッド(植付床)作り作業に適しています。
・うね形状に合わせて、耕幅の3段階調節が可能です。(C仕様(クロスカット仕様)除く)
・エンジン馬力が大きいため、けん引性に優れ、土揚げ作業などの馬力を必要とする作業がしやすいです。
※画像は、TS551N(1輪仕様)です。
耕うんや水田作業に活用したい!
テーラー
・耕うん機よりも軽量で、比較的ラクに取り回しできます。
・主に耕うん・うね立て・整地や、カルチベータ等による中耕(すき耕)作業などに使用します。
・車輪を付け替えて、水田の代掻きにもお使いいただけます。
※画像は、TG7000Nです。
ディーゼルエンジンを生かした高負荷作業をしたい!
耕うん機
・ディーゼルエンジンを搭載しており、重量が重くけん引力があるため、面積の大きいほ場に向いています。
・主にロータリによる耕うんや、掘取機での掘取作業に使用します。
・車輪を付け替えて、水田の代掻きにも使用できます。
※画像は、KRA850です。
まとめ
・管理機を選定する前に、どういった作業が行いたいのかを改めて確認すると、機種選定がスムーズです。
・チャートを参考に、自分に合った機械はどれかチェックしてみましょう。
・それぞれの機械の特長を理解し、条件にあったアタッチメントなども含めて、お近くのお店に相談してみましょう。
購入に関するご相談は、お近くのクボタのお店へ!
ほ場の条件や栽培作物によって、最適な機種は異なります。
詳細なご相談については、お近くのお店へお問い合わせください。