いよいよ春本番、田植機の出番ですね。田植機は水田の軟らかいほ場で作業するため、苗補給などで機械上で立ち上がった際のスリップ対策や、傾斜地走行などに十分な注意が必要です。田植えの安全ポイントをチェックして、順調稼働を目指しましょう!

目次

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田植機の安全作業ポイント

■積み込み・移動

・運搬の際は、トラックを使用する。(田植機は公道走行不可)
・積み込む時は、高さに対して4倍以上の長さのあゆみ板を使用して「低速」かつ「後進」で行う。
 ※あぜごえアーム付きの田植機の場合は、「前進」で積み込む。
・積み込み途中では、変速やハンドル操作を行わない。

■ほ場の出入り

・機械には運転者以外乗らない。
・苗や肥料を田植機に満載にすることは避けて、予備苗はすべて下ろす。
・あぜごえ安全サポート機能を利用する。(搭載機のみ)

■滑り・転倒の予防

・滑りにくい長靴を使用する。
・ステップ上に落ちた肥料や泥をこまめに清掃する。
・苗補給時は苗載台を中央に寄せ確実に停止する。

■機械から離れる時・点検時

・機械から離れる時は、平坦地に駐車し、駐車ブレーキをかけてキーを抜く。
・点検時はエンジンを止める。
・植付部を上昇させて点検する時は、落下しないよう油圧をロックする。

資料・動画のご紹介

田植機の安全ポイントをまとめたチラシ(A4表裏)をご用意しています。
チラシはダウンロードも可能ですので、出力して掲示するなど、ぜひご活用ください。
田植機の安全ポイント動画もぜひご覧ください。

まとめ

田植え作業を安全に行うため、特に泥によるスリップへの対策を行い、安全サポート機能がある場合は積極的な利用をおすすめします。作業前に田植機の取り扱いを確認して、今年も順調に田植え作業を行いましょう。それでは今日もご安全に!

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