わたしたちが
提供するサービス

「クボタ大地のいぶき」は株式会社クボタが管理人を務める、J-クレジット制度を活用した、食料・農業領域における温室効果ガス削減活動の促進・拡大を目的とする団体です。中干し期間の延長をはじめとして、複数の農業に関連するJ-クレジット創出プロジェクトを運営・管理しています。
農業生産者様と日本農業の歩みを長きに渡りともにしてきたクボタだからこその知見を活かし、農業に関連するJ-クレジット制度の活用に取り組みながら、地域のカーボンニュートラル実現や地方創生を支援いたします。

クボタ大地のいぶきは、
参加費・手数料など一切不要です!

収入額をシミュレーションしてみる

J-クレジット制度に
「中干し期間の延長」が
新登場

中干し期間を慣行(直近2年以上の平均)より+7日間延長するだけで、温室効果ガスの一種であるCH4(メタン)の発生量を3割削減できます。
その削減量を、換金性のあるJ-クレジットという環境価値に変えることができるようになりました。

生産者様の収入イメージ

プロジェクトに参加した生産者様が得られる収入事例の一部をご案内します。

北海道

ほ場面積
30-50ha

収入
550,000円

東北・北陸

ほ場面積
50-100ha

収入
2,000,000円

東海・近畿

ほ場面積
0.1-10ha

収入
20,000円

九州

ほ場面積
10-30ha

収入
100,000円

※地域、堆肥施用量、稲わらすき込み量、ほ場の排水性などによって削減量に差があるため、同一地域、同一ほ場面積の場合でも生産者様によって得られる収入は異なります。

収入額をシミュレーションしてみる

収量・品質への
影響について

(独)農業環境技術研究所(現:農研機構)の「水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル」によると、全国8県9地点で中干し期間を一週間程度延長する実証試験を実施したところ、平均で3%程度の減収が確認されております。一方で、多くの地点において中干し期間の延長によって慣行より登熟歩合が向上し、タンパク含量の低下が認められる など、収穫したコメの品質の向上が示されています。

クボタでは生産者様のご協力をいただきながら、隣接するほぼ同一条件のほ場に慣行栽培区と中干し期間の延長区をもうけ、収量・品質への影響を調査(※)しています。様々な地域と品種で継続して調査を実施しており、その結果の一部を公開いたします。

※(株)クボタ製のKSAS対応食味・収量センサ付きコンバインによる稲刈り時の簡易計測結果、または生産者様独自の手法による計測結果です。比較的排水性が悪く中干し期間の延長に取り組みやすいと、生産者様が判断したほ場で行っています。調査結果は、(株)クボタが実施した独自調査結果をご紹介したもので、中干し期間の延長によって、この通りの収量・品質の変化がもたらされることを保証するものではありません。

2023年度生産

秋田県
ちほみのり

収量: −13.3% (*)
タンパク含有量:
同一値

比較条件

通常中干し:14日間
中干し延長:21日間

*ほ場間の地力差が影響と推察

2023年度生産

山形県
はえぬき

収量:+13.5%
タンパク含有量:
+0.1%

比較条件

通常中干し:8日間
中干し延長:15日間

2023年度生産

富山県
あきだわら

収量:−1.9%
タンパク含有量:
同一値

比較条件

通常中干し:14日間
中干し延長:23日間

2023年度生産

新潟県
コシヒカリBL

収量:同一俵数
タンパク含有量:
+0.1%

比較条件

通常中干し:14日間
中干し延長:21日間

お客様の声 / お役立ち情報

実際に取り組みを行われたお客様の声や、お役立ち情報などをご紹介いたします。

2024年度
参加準備と必要になるデータ

同一管理のほ場ごとに、以下内容の生産管理記録が必要です。まずは直近2年分の中干し期間がわかる記録をつけておきましょう。

中干し期間の延長プロジェクトに参加する場合

事前に準備するもの

中干しの実施日数のデータ
(直近 2 年分)

中干し期間の延長を
行う年に準備するもの

必要な項目

記録する内容

堆肥施用

作業日 
施用量(kg /10a)
(実績がある場合)

稲わらすき込み

作業日 すき込み量
全量すき込み・全量持ち出し・
一部持ち出し(kg/10a)

田植え
(移植の場合のみ)

作業日

播種
(直播の場合のみ)

作業日

中干し期間

開始日 終了日

出穂日

出穂を
確認した日

参加準備から収入お受け取りまでの流れ

収入シミュレーション
収入額をシミュレーションしてみましょう。
慣行中干しの記録確認
直近2年分の中干し開始日と終了日がわかる記録を準備しましょう。
中干しを実施していない場合は、中干しの記録がない生産管理記録を準備ください。
お申し込み
クボタ 大地のいぶきへの会員登録・参加申込をしましょう。
お申し込み期日:2024年9月30日まで
営農計画書の控え確認
中干し期間の延長に取り組むほ場の住所と水稲作付面積が確認できる書類
(令和6年度営農計画書・水稲共済細目書など)を準備しましょう。
日減水深の測定(任意)
代表ほ場1筆で日減水深を測定しましょう。
中干し期間の延長実施
慣行よりも1週間以上中干し期間を延長しましょう。
申請に必要な
データの
記録
中干し開始日、中干し終了日、日減水深の測定結果(任意)、稲わらすき込み量、
堆肥施用量、出穂日など必要データを記録しましょう
必要データのご提出
申請に必要なデータを揃えて、パソコンで操作可能な中干し延長申請システムから提出しましょう。
ご提出期日:2024年11月30日まで
収入お受け取り
銀行振込(振込手数料はお客様負担)
またはKポイントで収入をお受け取りいただけます。
お受け取り時期:2025年4月頃予定

2024年度
お申し込み方法

環境にやさしい農業にクボタと取り組んでみませんか?
準備が整っている方は、こちらのフローに沿って「クボタ大地のいぶき」へお申し込みください。

クボタ営農支援システムKSASへのご登録 (※)

ほ場の情報や作業記録をインターネットで一元管理できるサービスKSAS(ほ場100枚まで登録無料)へのご登録をお願いいたします。KSASについて詳しくはこちらをご確認ください。

クボタ大地のいぶきへの
会員登録・参加申込

KSAS Marketplaceから、クボタ大地のいぶきへの会員登録・参加申込を行ってください。
2024年度の参加申込は、2024年9月30日まで承ります。KSAS Marketplaceについて詳しくはこちらをご確認ください。

個別ご連絡

申請に必要なデータの記録方法や、データのご提出方法を、メールにて個別にご連絡いたします。申請に必要なデータのご提出は、パソコンで操作可能な中干し延長申請システムからお願いします。詳細は、個別ご連絡をお待ちください。

※クボタ営農支援サービスKSASのご入会をお願いしますが、必要なデータはKSAS以外で記録しご提出いただいても問題ございません。
KSASであれば、ほ場毎に便利に必要なデータの記録をつけて頂けますので、ぜひKSASの活用を検討ください!

カーボンニュートラルを
お考えの自治体の方へ

クボタでは、J-クレジット制度への参加を推進し、カーボンニュートラルを
目指す自治体様や公共的団体様からのご相談をお受けしています。
専用の資料およびお問い合わせフォームをご用意しておりますので、
ご希望の方はのフォームよりご連絡ください。

資料請求・お問い合わせ
 

※資料は自治体様や公共的団体様向けの専用資料です。
※一般の方からの資料請求やお問い合わせには対応いたしかねます、ご了承ください。

よくあるご質問

J-クレジット制度や、中干し期間の延長に関するご質問については、
右のリンク以下よりご確認ください。

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