わたしたちが
提供するサービス

「クボタ大地のいぶき」は株式会社クボタが管理人を務める、J-クレジット制度を活用した、食料・農業領域における温室効果ガス削減活動の促進・拡大を目的とする団体です。中干し期間の延長をはじめとして、複数の農業に関連するJ-クレジット創出プロジェクトを運営・管理しています。
農業生産者様と日本農業の歩みを長きに渡りともにしてきたクボタだからこその知見を活かし、農業に関連するJ-クレジット制度の活用に取り組みながら、地域のカーボンニュートラル実現や地方創生を支援いたします。

クボタ大地のいぶきは、
参加費・手数料など一切不要です!

収入額をシミュレーションしてみる

J-クレジット制度に
「中干し期間の延長」が
新登場

中干し期間を慣行(直近2年以上の平均)より+7日間延長するだけで、温室効果ガスの一種であるCH4(メタン)の発生量を3割削減できます。
その削減量を、換金性のあるJ-クレジットという環境価値に変えることができるようになりました。

収量・品質への
影響について

(独)農業環境技術研究所(現:農研機構)の「水田メタン発生抑制のための新たな水管理技術マニュアル」によると、全国8県9地点で中干し期間を一週間程度延長する実証試験を実施したところ、平均で3%程度の減収が確認されております。一方で、多くの地点において中干し期間の延長によって慣行より登熟歩合が向上し、タンパク含量の低下が認められる など、収穫したコメの品質の向上が示されています。

クボタでは生産者様のご協力をいただきながら、隣接するほぼ同一条件のほ場に慣行栽培区と中干し期間の延長区をもうけ、収量・品質への影響を調査(※)しています。様々な地域と品種で継続して調査を実施しており、その結果の一部を公開いたします。

※(株)クボタ製のKSAS対応食味・収量センサ付きコンバインによる稲刈り時の簡易計測結果、または生産者様独自の手法による計測結果です。比較的排水性が悪く中干し期間の延長に取り組みやすいと、生産者様が判断したほ場で行っています。調査結果は、(株)クボタが実施した独自調査結果をご紹介したもので、中干し期間の延長によって、この通りの収量・品質の変化がもたらされることを保証するものではありません。

お客様の声 / お役立ち情報

実際に取り組みを行われたお客様の声や、お役立ち情報などをご紹介いたします。

2026年産
参加準備と必要になるデータ

同一管理のほ場ごとに、以下内容の生産管理記録が必要です。まずは直近2年分の中干し期間がわかる記録をつけておきましょう。
2027年産からは以下の記録の申請がクボタ営農支援システムKSASでの申請のみとなる予定です。クボタの各種記録様式を用いた提出は出来なくなりますので、お早めにKSASをご活用いただけますと2027年産以降の申請がスムーズになります。

中干し期間の延長プロジェクトに参加する場合

事前に準備するもの

中干しの実施日数のデータ
(直近 2 年分)

中干し期間の延長を
行う年に準備するもの

必要な項目

記録する内容

参加ほ場の地番、
作付面積

参加ほ場の地番、
作付面積

eMAFF農地ナビの住所

参加ほ場の
eMAFF農地ナビ上の住所

堆肥施用

作業日 
施用量(kg /10a)
(実績がある場合)

稲わらすき込み

作業日 すき込み量
全量すき込み・全量持ち出し・
一部持ち出し(kg/10a)

田植え
(移植の場合のみ)

作業日

播種
(直播の場合のみ)

作業日

中干し期間

開始日 終了日

中干し期間の
客観的証跡

下記①~③のいずれかで記録
①写真
②取水口と排水口の開閉履歴
③水位センサーの水位変化記録

出穂日

出穂を
確認した日

参加準備から収入お受け取りまでの流れ

慣行中干しの
記録確認
直近2年分の中干し開始日と終了日がわかる記録を準備しましょう。
中干しを実施していない場合は、中干しの記録がない生産管理記録を準備ください。
記録がない場合は今年から2年間中干し記録を付けましょう。
収入シミュレーション
収入額をシミュレーションしてみましょう。
KSAS登録
ほ場の情報や作業記録をインターネットで一元管理できるサービスKSASへの会員登録をしましょう。
大地のいぶき
申し込み
クボタ大地のいぶきへの会員登録・参加申込をしましょう。
営農計画書の控え確認
中干し期間の延長に取り組むほ場の住所と水稲作付面積が確認できる書類(令和8年度営農計画書・水稲共済細目書など)を準備しましょう。
日減水深の測定
(任意)
代表ほ場1筆で日減水深を測定しましょう。今年測定を実施し、昨年の測定結果を更新することも可能です。
ただし、2026年以降は下記の対応が必要となります。
・測定時の写真提出
・基盤整備が入った場合、排水性の再測定実施
詳細は大地のいぶき運営事務局(kbt_g.j-credit@kubota.com)までお問合せください。
中干し期間の延長実施
慣行よりも1週間以上中干し期間を延長しましょう。
申請に必要な
データの
記録
中干し開始日、中干し終了日、日減水深の測定結果(任意)、稲わらすき込み量、堆肥施用量、出穂日など必要データを記録しましょう
必要データのご提出
申請に必要なデータを揃えて、パソコンで操作可能な中干し延長申請システムから提出しましょう。
収入お受け取り
銀行振込(振込手数料はお客様負担)
またはKポイントで収入をお受け取りいただけます。

のマークがついている項目について、昨年からクボタ大地のいぶきで中干し延長をしている方は不要です。

2026年産
お申し込み方法

環境にやさしい農業にクボタと取り組んでみませんか?
準備が整っている方は、こちらのフローに沿って「クボタ大地のいぶき」へお申し込みください。

クボタ営農支援システムKSASへのご登録 (※)

ほ場の情報や作業記録をインターネットで一元管理できるサービスKSAS(ほ場100枚まで登録無料)へのご登録をお願いいたします。KSASについて詳しくはこちらをご確認ください。

クボタ大地のいぶきへの
会員登録・参加申込

KSAS Marketplaceから、クボタ大地のいぶきへの会員登録・参加申込を行っていただきます。
2026年の申込受付開始まで、ご案内をお待ちください。KSAS Marketplaceについて詳しくはこちらをご確認ください。

中干し延長申請システム
「取り組みの手引き」で情報確認

中干し延長申請システム内の「取り組みの手引き」からは各種マニュアルや記録様式、FAQなど、お役立ち情報をいつでも確認できます。必要都度情報を確認し、申請を進めましょう。

※クボタ営農支援サービスKSASのご入会をお願いしますが、必要なデータはKSAS以外で記録しご提出いただいても問題ございません。
ただし、2027年産からは必要なデータの提出はKSASに統一される予定ですので、ぜひ今からKSASをご活用いただき、ほ場の管理や必要データの取得を始めましょう!

中干し期間の延長について
より詳しい内容を知りたい方へ

2026年クボタ大地のいぶきで中干し期間の延長に取り組む際の進め方について
詳細がわかるカタログを作成中です。
ご希望の方は請求できるように準備を進めておりますので、
公開までもうしばらくお待ちください。

公開準備中

よくあるご質問

J-クレジット制度や、中干し期間の延長に関するご質問については、
右のリンク以下よりご確認ください。

よくあるご質問を確認する
 

中干し期間の延長の詳しい情報

中干し期間の延長について
より詳しく知りたい方は右のリンクよりご確認ください。

農林水産省 資料
 
中干し期間の延長方法論
 

お問い合わせ先

KSASサービスデスク
TEL:0120-527-800

<受付時間>
月曜日~金曜日
9:00〜17:00 (12:00〜13:00を除く)
祝日と弊社指定の休日を除く