水管理マップ(WATARAS連携)、リモートセンシング、可変施肥確認機能を追加しました
パソコン版水管理マップとWATARAS連携機能を追加しました
point.1
パソコン版に水管理マップを追加しました。圃場ごとに水状態を「入水・出水・入出・止水」に変更できます。圃場を確認してKSASで水状態を変更し、水管理の状況を把握することができます。
スマホで変更した水管理の状態をパソコンでも確認できるようになりました。
point.2
WATARAS連携ができるようになりました。KSASの水管理マップでWATARASの「水位」「水温」「給水」の状態を確認することができます。
WATARASの制御はKSASからできません。制御する際はWATARASに移動して操作をしてください。
「水位」や「水温」に切り替えると、水位や水温の高低によって圃場色がグラデーションで表示されます。「給水」に切り替えると、WATARASで給水中の圃場は青、それ以外の圃場は赤で表示されます。
リモートセンシング機能を追加しました
リモートセンシング用ドローンで空撮した圃場の画像をKSASに取り込み、生育マップの確認ができるようになりました。クボタ製の生育マップ作成アプリを利用することで、簡単に生育マップの合成ができ、KSASで生育状況の確認ができます。
point.1
クボタ製生育マップ作成アプリを利用することで、リモートセンシング用ドローンで撮影した画像を簡単に生育マップにすることができます。アプリを利用するのに追加料金は必要ありません。
画像は10haを10分ほどで合成することが可能です。
point.2
合成アプリで作成した生育マップ画像をKSASで確認することができます。生育状況の見える化によって、生育ムラの把握ができ、これまで目視で行っていた圃場の見回りの時間短縮ができます。
生育マップはNDVI・SRVI・空撮写真の3種類が確認できます。植物の成長度合いを色で表していて、赤に近い色ほど成長が大きく、紫に近い色は成長が小さいことを表しています。
NDVIとSRVIは作物の成長の過程に応じて、画像を切り替えることで成長の度合いが確認しやすくなります。
例えば、一般的に稲作の場合、NDVIは生育の初期段階(幼形期以前)と登熟期以降の生育状況、SRVIは生育の中期段階(幼形期から登熟期まで)の生育状況を確認することに適しています。
point.3
生育マップをメッシュマップ化できます。生育メッシュマップを参考に可変施肥マップを作成することで、生育ムラの改善や効率的な施肥に役立ちます。生育メッシュマップは食味・収量メッシュマップ、もしくは可変施肥マップが作成できる機械が紐づいている場合のみ表示可能です。
メッシュサイズは連携している機械によって、表示サイズが違います。
また、生育メッシュマップ作成には時間がかかる場合があります。
田植機・コンバイン:20m/15m/10m/5m、ドローン:10m/7.5m/5m
機能をカスタマイズ画面を追加しました
メニュー項目に新たに「機能をカスタマイズ」を追加しました。「水管理マップ(WATARAS連携)」と「リモートセンシング」を利用するには、「機能をカスタマイズ」から、利用したい機能を追加してください。
こちらのページは「KSAS Marketplace」とし、今後予定している新機能やサービス等のコンテンツを追加していく予定です。
スマホブラウザ版に田植機の可変施肥ダウンロード確認機能を追加しました
可変施肥仕様(PF仕様)の田植機をお使いの方向けに、現在田植機がどの圃場の施肥データを受信しているか確認できる機能を追加しました。
point.1
田植機がどの圃場の施肥データを受信しているか確認できます。もし異なる圃場の施肥データを受信してしまっている場合は、手動で圃場を変更して、正しいデータを送ることができます。
田植機が正しい施肥データを受信しているかがわかるので、安心して作業を行うことができます。
作付計画で使用する苗箱数の計算ができるようになりました
旧KSASの「種子・育苗情報」にあった使用する苗箱数の計算ができるようになりました。10aあたりに使用する苗箱数を設定すると、作付計画の面積と掛け合わせて自動的に苗箱数の試算ができます。本機能が利用できるのは、作付計画の作目が「稲」の場合に限ります。
詳細はマニュアルをご確認ください。