GS機能を知る
GS(直進アシスト)機能について
GS(直進アシスト)機能とは
ハンドル操作不要の自動直進機能。始点と終点を登録した基準線に対して平行に直進します。
GS(直進アシスト)機能を使った作業の流れ


・始点A・終点Bを結ぶ基準線※ を登録します。
・直進は自動操舵となり「ハンドル操作が不要」になります。
・旋回時は手動の操作に切り替わりますが、音声ガイダンスや画面のガイドに従うことで、スムーズに次の直進作業に切り替えられます。
・うね立てや播種作業など直進精度が求められる作業で大活躍。オペレータの省力、軽労化を実現します。
※基準線:自動操舵を行うためのガイドになる線です。
スタートはとても簡単! 「らく直アシスト」なら、スイッチを入れて走り出すだけ
STEP 1
らく直アシストのスイッチをON

作業前に「らく直アシスト切替スイッチ」をONにする。
STEP 2
走り出せば、自動で基準線を設定

約3m直進走行しGS操作レバーをONするだけで、進行方向に基準線を自動で作成。その基準線の延長線上を直進走行します。基準線の設定作業が不要で、回り耕や異形ほ場でもラクに直進作業が行えます。
音声ガイダンスがサポート

音声ガイダンスが、GS作業時の操作方法やエラー情報をカーナビのようにお知らせ。何度もモニタを見る必要がなく、使い始めでも安心して作業に集中できます。
※音声ガイダンスはSL380GS3〜SL600GS3のキャビン仕様にのみ搭載の機能です。
直進〜旋回〜直進のイメージ 旋回も再開もしっかりアシスト、慌てず焦らず余裕を持って作業が可能
直進時
自動操舵でハンドルは手放し

ハンドル操作から解放されるため、作業機や作業状態の確認が余裕を持って行えます。
直進時
スイッチ一つで簡単に軌道修正

1行程あたり90秒を超えるような作業で位置ズレが発生した場合、GS補正スイッチで簡単に軌道修正ができます。
旋回時
ハンドル操作と連動し自動でGS機能をオフに

ハンドル操作に連動してGSが機能OFFになるため、旋回開始時のGSレバー操作が不要に。慌てずに旋回ができます。
旋回時
次工程の位置合わせもしっかりガイド

GSモニタによるガイダンス機能を使えば、次行程の位置合わせが簡単に。また無駄な重複作業が少なくなるので、作業効率向上・コスト削減にもつながります。
旋回〜直進時
直進アシストがらくらく再開

「かんたんスタートスイッチ」をONにしておけば、旋回後自動的に直進アシストが開始。旋回終了時にGSレバーを操作する必要がなくなり、余裕をもって作業ができます。
※かんたんスタートはSL380GS3〜SL600GS3のキャビン仕様にのみ搭載の機能です。
取扱注意事項
●直進アシスト機能は、以下の条件に基づき使用してください。条件外での使用は直進性能を確保できない恐れがあります。
①推奨作業:ロータリ、代かき、あぜ塗り、うね立て、播種、マルチ、ブロードキャスタ、ライムソワー、グランドソワー、サブソイラ、プラソイラ、 スタブルカルチ、バック走行(3~5km/h)
②推奨対応直線距離:300m以内(手動補正スイッチ使用)
③GS可能作業速度:0.1~8.0km/h(「作業種類」設定により異なります)
④推奨作業環境:平地、傾斜地(10°以内)
⑤不適合作業環境:不整地、ハウス
●作業終了後の移動時は必ずGSモードスイッチを切にしてください。
●ほ場の場所や時間帯によってはGS機能を使用できないことがあります。