乾田直播に役立つインプルメント特集 お気に入りに追加
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反転耕起

作土を深く耕して、作物残渣等を鋤き込んで分解を促すとともに、根域を拡大します。
ボトムプラウやチゼルプラウを用い秋~早春(多雪地では融雪後できるだけすみやかに)耕起を行います。

クバンランド リバーシブルプラウ

優れた耐久性で世界中から評価されているクバンランドのリバーシブルプラウです。シアボルト安全装置付のB仕様、オートリセット板バネ式安全装置付のS仕様、バリオマット(油圧耕幅調節)装置搭載のBV/SV仕様から仕様を選択できます。

型式

適応
トラクタ
(PS)

耕幅
(インチ)

連数

メーカー

150B/S

シリーズ

75~150

14~20

3~5

クバンランド
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砕土

土塊を砕き、表面をならします。
水分を含んだ土をそのまま土中に残し、発芽に良好な土壌を作り出します。

クバンランド パワーハロー

1mあたり4つのローターで土塊を粉砕。砕土性と均平性能においては、スプリング付レベリングバーと後部ローラーにより、高い砕土性能を発揮し、ほ場の均平、適度な鎮圧により理想的な播種床作りが可能です

型式

適応
トラクタ
(PS)

耕幅
(cm)

耕深
(cm)

メーカー

M250 80~140 250 28 クバンランド
M300 100~140 300
H300 110~180 300
H350 130~180 350
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均平

ほ場の均平化は、乾田直播では特に重要です。高低差は10㎝以内を目標にします。低い場所では水が溜まり易く、酸欠で苗立ちが悪くなりがちです。
また、高い場所では、田面が露出し、除草剤の効果が安定しません。

レーザーレベラ/GPSレベラ

自動制御により、初めてでも簡単に、高低差±2.5cmの精度で水平均平を行うことができます。勾配機能付の発光機で傾斜均平ができるので緩傾斜ほ場として仕上げて、入水や排水を迅速に行うこともできます。

区分

型式

適応
トラクタ
(PS)

作業幅
(cm)

メーカー

けん引式 L32SR1シリーズ 40~110 320 スガノ農機
L41SR1シリーズ 60~140 410
直装式 L30Aシリーズ 60~85 300
L40Aシリーズ 75~125 400
L50Aシリーズ 115~160 500

漏水対策

あぜ塗りをていねいに行い強固なあぜを作る必要があります。
また、あぜ際の踏圧や、ネズミ駆除により、畦畔からの漏水防止を図りましょう。隣接する移植ほ場からの漏水を防ぐ必要がある場合は、額縁明きょを施工します。

あぜぬり機

代かきを行わない乾田直播では畦畔からの漏水が多くなりがちで、除草剤効果の低下や肥料の流亡、水温上昇の抑制などにより生育に影響が生じることがあります。このため、あぜ塗り機で強固なあぜを作ることなどにより、日減水深2cm/日を目指しましょう。

鎮圧(播種前・播種後)

鎮圧することで、土塊を砕き、種子と土壌を密着させます。播種深さを安定させ、苗立ちの向上と漏水(縦浸透)を抑えることができます。

ケンブリッジローラ

独自の自動ウェイトバランスシステムで起伏のあるほ場でも均一な鎮圧作業が可能です。

K型ローラ

砕土、均平効果にすぐれ、保水性に富んだ播種床を作ります。

振動ローラ

転圧ローラ仕様で振動式だから、鎮圧力は非振動式の9倍です。

グレーンドリル播種鎮圧体系

稲・麦・大豆等に共通の作業機械を汎用的に用いることで、転作作物も含めて稼働率が高まり、機械費の低減につなげることができます。播種機は条件によって速度8~10km/h程度の高速作業が可能です。また、ケンブリッジローラなどによる鎮圧作業を播種床造成時や播種後に行うことで、出芽・苗立ちが安定し漏水対策にもなります。
プラウ耕と鎮圧を行う作業体系では排水性が改善され、麦・大豆など輪作作物の安定化にも役立ちます。

グレーンドリル

6~8㎞/hの高速播種作業が行え、前述の機械体系と組み合わせることで高速作業体系が可能となります。播種前や播種後の鎮圧で苗立ちが安定します。

型式 適応トラクタ
(PS)
条数(条) 条間(cm) ホッパ容量
容量(L)
施肥機 メーカー

N250シリーズ

50~

21

12

410

-

ガスパルド
(ビコンジャパン)

N300シリーズ

70~

25

12

500

-

W25AAI/BAQ1

60~

16

15.6

450

-

マスカー
(スガノ農機)

W30AAI/BAQ1

60~

20

15

520

W25ADY1

MASTER252

65~

21

11.9

480

W30ADY1

ヒーバ
(アグリダイレクト)

MASTER302

100~

25

11.9

600

-

MASTER402

115~

33

11.9

600

-

エアドリルDA250

20

12.5

750

-

クバンランド
(クボタ)

エアドリルDA300

24

12.5

750

-

エアドリルS300

24

12.5

1050

-

ECOLINE 250シリーズ

19〜21

12〜13

446

ノードストン
(日本ニューホランド)

ECOLINE 300シリーズ

23〜25

12〜13

556

※ 適用トラクタ・施肥機の装着可否については、メーカーにお問い合わせください。

コンビネーションドリル

パワーハローとの組み合せで1度で砕土と播種が行えます。プラウ、ソイラー作業後に安定した播種深度を確保しつつ高速同時作業が行えます。

パワーハロー スペック表

型式

耕幅
(cm)

耕深
(cm)

メーカー

DC2500

250

28

マスキオ
(ビコンジャパン)

DM3000

300

M250

250

クバンランド

M300

300

H300

300

※オプションでシーダヒッチのあるパワーハローは使用可です

ドリルシーダー スペック表

型式

メカ式

ISO_TRONIC

ホッパ

条間
(cm)

条数
(条)

メーカー

DP2500DC

-M

-ISO

480

12.5

20

ガスパルド
(VJ)

DP3000DM

-M

-ISO

600

12.5

24

MASTER252

    480

11.9

21

HE-VA
(AD)

MASTER302

   

600

11.9

25

高速汎用施肥播種機

路面追従性の高い播種ユニットにより、6~8㎞/hの高速播種が行えます。多品目で高精度の点播が可能です。条件により不耕起播種が可能です。

型式

適応トラクタ
(PS)

条数
(条)

条間
(cm)

ホッパ容量
容量(L)

作業速度
(㎞/h)

適応種子

メーカー

種子

肥料

NTP-6AFP

60以上

6

30

15L×6

140L×2

0~8
※1

水稲、麦、そば、大豆、飼料用デントコーン、ソルガム ※2 アグリテクノサーチ

NTP-8AFP

80以上

8

15L×8

160L×2

※1 最高作業速度は株間設定およびほ場条件等によって異なります。
※2 プレート(ブンリ)は1種類が付属されます。その他はオプションとなります。プレート(ブンリ)を交換することで種子の大きさの違いに対応できます。

グレートプレーンズ
不耕起汎用ドリル

路面追従性の高い播種ユニットにより、7~8㎞/hの高速播種が行えます。コールターには204kgの荷重が設定されているため、厳しい条件下のほ場での不耕起播種作業が可能です。

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型式

適応トラクタ
(PS)

装着方式

作業幅
(cm)

条数
(条)

条間
(cm)

種子ボックス
容量(L)

肥料ボックス
容量(L)※

小粒種子ボックス
容量(L)※

メーカー

3P606NT

60~90

標準3P2形

172

9

19

423

51

グレート
ブレーンズ
(クボタ)

3P806NT

80~140

標準3P
2形(2点装着)
油圧単動1系統

243

13

564

210

68

3P1006NT

130~170

305

15

705

261

85

606NT

50~90

けん引
油圧複動
1系統

172

9

423

51

706NT

70~120

213

10

617

184

66

1006NT

100~170

305

15

881

261

85

※オプション

耕起(耕うん)同時播種体系

稲、麦、大豆、そば等の施肥・条播に汎用的に利用でき、生産コストの削減につながります。前作物収穫後の耕起と砕土整地を省略し、耕起・播種・施肥を同時に実施するので省力的です。播種深さを細かく調整でき、また、モータ駆動方式のシーダと駆動型鎮圧ローラで安定した播種作業が行えます。

スリップローラーシーダー

ロータリ+シーダ+駆動ローラにより、砕土、施肥、播種を一行程で行えます。条件により7㎞/hの播種が可能です。

型式

適応
トラクタ
(PS)

作業幅
(㎝)

標準
耕深
(㎝)

作業
速度
(㎞/h)

施肥部

播種部

繰出
方式

ローラ幅
(㎝)

メーカー

施肥部

   

播種部

 

SR240SH8-OL(Z)

75~135

240

10

2〜7

8

90×2

粒状化成肥料

8

25×4

モータ駆動
左右独立
横溝ロール

240

松山

SR240SH10-OL(Z)

8

10

25×5

SR240SH12-OL(Z)

8

12

25×6

SR240SH14-OL(Z)

8

14

25×7

※末尾Zは公道走行部品標準装備

V溝播種体系

農閑期の晩秋から早春に代かき又は耕起・均平・鎮圧を行うことにより春作業が分散できます。また、冬季の代かきにより、水持ちの良いほ場づくりが可能となります。冬季代かき後の乾燥又は耕起・均平・鎮圧の整地作業で耕土を硬くすることにより、降雨後にも比較的速やかに播種が行えます。

V溝播種機

5㎞/h程度の速度で、湿潤土壌でも精度よく播種が行えます。作溝輪で深さ5cmのV型の溝に播種することにより、鳥害(種子の食害)が軽減できます。

型式

適応トラクタ
(PS)

作業速度
(㎞/h)

播種方式

作溝方式

播種の溝形状

条間
(㎜)

条数
(条)

ホッパ容量
(㎏)

メーカー

AD-103CW

45~95

4.7~5.4

接地駆動輪方式

横溝ロール

PTO駆動
(作溝輪直径400㎜)

V字形溝
(深さ50㎜)

200 10 種モミ35
肥料65
鋤柄農機

AD-125CW

65~115

12 種モミ42
肥料78

関連情報