動力を伝達し、スムーズな変速を助けトランスミッション内部を保護。

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特長・性能

クボタの厳しい品質規格に合格し、クボタの農業機械にベストマッチするように開発されたクボタ純正ミッションオイル。

優れた熱安定作用で、低温から高温までトランスミッションを保護

優れた保護性により、高温時でもオイルの劣化が少なく、高負担作業時の各部の磨耗を防ぎます。

劣化物の堆積を防ぎ、湿式クラッチのつながり作用を保持

湿式クラッチディスクへの劣化物の堆積が少ないので、機械の発進性能、走行制御、PTOのつながり性能がスムーズ。各部の性能が長時間持続します。

水との適合性が高く、油圧フィルタの詰まりを防止

機械の天敵である水との相性が良く、油圧フィルタの詰まりや、ギヤ極圧性能の低下を防ぎます。

粘度指数が高く、指令を油圧機器に正確に伝達

電子制御による精緻なプログラムでコントロールされている油圧機器は、その指令を正確に伝える必要があります。
クボタ純正ミッションオイルは、低粘度かつ粘度変化が非常に小さいので、油圧の指令を正確に伝えます。

低温流動性・油圧制御対応で冬場始動時の動きをスムーズに

低温時でもオイルの粘度が低いので、寒冷地での油圧機構の動きをスムーズにします。
冬場でも始動性を高く保ちます。

ミッションオイルの役割

①クラッチ

湿式クラッチの摩擦面を油膜で保護し、変速をつながりやすくします。

②ギヤ

トランスミッション内のギヤを保護。金属表面に油膜をつくり、劣化物を付着しにくくします。厳寒時でも動力の伝達や変速の働きを妨げません。機械を長期間使わないときも、トランスミッション内部を錆から守ります。

③ブレーキ

ブレーキの圧力を車輪に伝えます。

④油圧装置

油の圧力によって、油圧装置を動かす力を伝えます。

ミッションオイルの交換を怠ると機械の寿命を縮める原因に

定期交換したオイル

6つの作用がしっかり働き、ミッションを快調に保ちます。

・熱安定作用
・湿式クラッチのつながり作用
・水との適合作用
・粘度指数作用
・低温流動性・油圧制御対応作用
・防錆作用

古いまま使い続けたオイル

オイルの働きをせず、ミッション故障を招きます

添加剤の劣化
・ギヤ保護性の低下
・消泡性の低下
・粘度の低下とそれによる
 クラッチ・油圧制御の悪化
・防錆性の低下
・低温性能の低下

水分の堆積
・フィルタの詰まりによる
油圧性能の低下
・錆の発生
・クラッチ・ブレーキの異音発生

ゴミの侵入
・金属粉・土ぼこり等による
フィルタ詰まり
・ギヤ破損

※水分の堆積やゴミの侵入が発生している場合は、オイルと同時にフィルタも交換してください。

ミッションオイルの交換時間の目安

トラクタ

  初回 2回目以降
大型(M7-171) 500時間後 1000時間ごと
中型(SL35) 50時間後 400時間ごと
小型(NB23) 300時間ごと

※型式によって交換時間は異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。

田植機

  初回 2回目以降
8条植(WP80D) 50時間 100時間ごと
6条植(ZP67)
4条植(ZP43L) 50時間後
または
3年経過後
100時間ごと
または
3年経過後

※型式によって交換時間は異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。

コンバイン

  初回 2回目以降
6条刈
(ER6120)
50時間後 300時間ごと
4条刈
(ER448N)
100時間ごと
3条刈
(ER323)
2条刈
(ER213N)
10時間後 2回目:50時間後
3回目~:100時間ごと

※型式によって交換時間は異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。

ラインアップ

クボタ純正ミッションオイルは、クボタ農業機械の進化に合わせて性能を高めています。

■ 価格は2025年1月1日現在のものです。
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