苗を掻き取り、ほ場へ植付け。
特長・性能
植付作業を支えるクボタ純正植付爪。
植付爪は苗を掻き取る役割をもっています。
掻き取った苗は、押し出し金具や苗ガイドといった部位が同時に働くことで、ほ場へ運ばれ植えられます。
植付爪の点検方法
①機体を平坦な場所に止め、駐車ブレーキをかけ、エンジンを停止してキーを抜いてください。
②爪の摩耗、破損、変形の確認をしてください。
③右の写真でA位置から先端までの長さが80mm以下の場合は交換が必要です。
植付爪の交換時間の目安
3mm以上摩耗したとき(植付時に苗取りができないとき)
※型式によって交換時間は異なります。詳しくは取扱説明書をご確認ください。
ラインアップ
2種の爪を、作業環境に応じて選びましょう。
I爪(アイヅメ・板爪)
薄板を折り曲げた形状の植付爪
メリット
・根張りが良い苗での切れ味が高い特徴があります。
・掻き取った苗ブロックが、”きっちりとした形”になりやすい特性があります。
デメリット
・根張りの弱い苗では、掻き取りが安定しづらく、特に人工マット苗には適していない場合があります。
・床土が粘土質の場合、爪の中に泥が付着することがあります。
H爪(エイチツメ・はし爪)
先端部が丸棒を斜めにカットした形状の植付爪
メリット
・苗をほぐしながら掻き取るのが特長で、切れ苗の発生をできる限り防ぎます。
・I爪より爪幅が1mm広いため、人工マット苗での使用に適しています。
・爪の中に泥が付着しにくい特性があります。
デメリット
・I爪と比べ掻き取った苗ブロックが、”きっちりとした形”になりにくい場合があります。
■ 価格は2025年1月1日現在のものです。
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