食味・収量分析機能を追加しました 圃場マップに新機能を追加しました

食味・収量センサ付きコンバインで測定した結果の分析ができるようになりました

Point.1
食味・収量センサ付きコンバイン(PFコンバイン)で刈取りをすれば、圃場ごとの食味(タンパク値)と収量がわかります。
KSASとコンバインを連携させることで圃場ごとの食味・収量分布をグラフとマップで確認できます。

グラフをクリックすると、圃場の場所が表示されます。圃場をクリックすれば、グラフが反応します。
収量が少ない圃場や、タンパク値が高い圃場などが一目でわかるので、次年度の改善に役立てることができます。

対象 食用米、酒米、大麦、小麦、大豆(収量、水分のみ)

※もち米、低アミロース米などの機能米は、正確に測定できません。

Point.2
新KSASでは収量と食味それぞれの結果を確認できるようになりました。
収量だけ・食味だけを棒グラフの形式で確認することが可能です。

棒グラフをクリックすれば対象の圃場が表示され、マップをクリックすれば対象のグラフが黄色で表示されます。
食味・収量の総合評価だけではなく、食味と収量の単体評価でより細かな分析が可能です。

Point.3
食味・収量メッシュマップ※で圃場内のバラつきを把握することができます。

※食味・収量センサ搭載コンバインと、後付けオプションの食味・収量メッシュマップキットが必要です。

圃場内の詳細のバラつきがわかるので、排水対策や次年度の可変施肥に役立てることができます。
メッシュサイズ:20m(推奨)/15m/10m

対象 稲、大麦、小麦

メッシュの中で特にフォーカスしたい範囲を設定して、別の色で表示させることができます。
より打ち手が必要と考えられる箇所をわかりやすく表示させることが可能です。

【食味・収量センサについて】

●食味・収量センサは一般の食用米が対象となります。もち米・低アミロース米などの機能米は、正確に測定できません。
●収量センサの精度については、収量±5%(グレンタンク容量500kgの場合)、食味センサの精度については、水分含有率は概ね±1.5%、タンパク含有率は概ね±0.5%以内の精度となる様、設計していますが、圃場・作物条件によって、これらの精度から外れる場合があります。
●食味センサより得られるタンパク値は、圃場毎に施肥設計して食味と収量を改善するために活用し、個人販売することに役立てることができますが、従前の集荷機関・業者・団体がある場合は、測定条件・環境により測定値が異なる場合があるため従前の集荷基準を優先願います。
●食味センサは、光学精密部品を使用しているため、毎年シーズン後に定期メンテナンスが必要です。定期メンテナンスについては、お取引先ディーラー及びJAまでご相談をお願い申し上げます。

圃場マップに新機能を追加しました

Point.1
圃場マップに目印を設置できるようになりました。
新KSASからは旗のマークでより目印がわかりやすくなりました。

組織で共有したい情報や圃場の注意点など、わかりやすく情報共有することができます。

Point.2
パソコン版圃場マップで「圃場ブロック」「圃場色」で圃場表示の絞り込み表示ができるようになりました。

これまでは作付計画でしか絞り込みができませんでしたが、さらに細かく条件を設定できるようになりました。

Point.3
スマホ版圃場マップで直接通信ユニット搭載機の位置情報とスマホの位置情報が表示されるようになりました。

いまどこで作業しているかリアルタイムで確認することができます。

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