食味・収量の分析
なんとなくできが良い圃場、悪い圃場はわかるけどどう改善すれば良いかわからない…
本当においしい作物ができているか曖昧…
その課題を解決します!
食味・収量センサ付きコンバインで、圃場ごとの食味・収量を分析し、
高品質・高収量な作物の生産をサポート!
動画で分かる!食味・収量
食味・収量管理をKSASと食味・収量センサ付きコンバインを使って解決!
田んぼごとの施肥設計や翌年の改善も可能になります。
食味・収量センサ付きコンバインで、刈取りしたデータ(タンパク値・水分・収量)を
圃場ごとにKSASで確認することができます。
対象稲、大麦、小麦、大豆(収量・水分のみ)
もち米・低アミロース米などの機能米は、正確に測定はできません。
食味・収量分布図
データはKSASに送信され、わかりやすい分布図で圃場ごとの成績を確認できます。縦軸が収量、横軸がタンパク値、分布図にある〇は圃場1枚ごとの結果を表示しています。
収量が高くない圃場、タンパク値が高い圃場が1枚ずつわかるので、翌年の施肥設計や圃場改善に役立ちます。
分布図のランクは品種ごとに自分の目標通りに設定できるので、品種にあった分布図を作成できます。
※収量センサの精度については、収量±5%(グレンタンク容量500kgの場合)、食味センサの精度については、水分含有率は概ね±1.5%、タンパク含有率は概ね±0.5%以内の精度となる様、設計していますが、圃場・作物条件によって、これらの精度から外れる場合があります。
※PFコンバインのタンパク測定値は、圃場毎に施肥設計して食味と収量を改善するために活用・個人販売に役立てることができますが、従前の集荷機関・業者・団体がある場合には、測定条件・環境により測定値が異なる場合があるため、従前の集荷基準を優先願います。
食味ごと・収量ごとの分析
食味・収量は食味ごと、収量ごとに結果を確認することもできます。収量の大小、タンパク値の高低は圃場の色の差でも判断することができます。
食味・収量の測定には「食味・収量センサ」が必要です。
初期から実装されている型式や(PF仕様)、オプション採用のものがありますので、ご確認ください。
乾燥調製システムと連携でさらに品質向上
食味・収量センサ付きコンバインの結果をもとに、乾燥機で仕分け乾燥を行うことができます。仕分け乾燥をすることで、理想的なタンパク値のお米だけを集めて乾燥して品質の高い作物づくりに役立てることができます。
さらにメッシュマップなら圃場内の食味・収量のバラつきが把握できます
食味・収量の結果をメッシュマップ化することで、圃場内の収量・タンパク値のバラつきがわかります。圃場内の傾向がわかれば、圃場1枚ごとのよりきめ細かな対策をすることができます。
対象稲・大麦・小麦
メッシュサイズ:20m(推奨)・15m・10m
KSASで食味・収量メッシュマップを利用するには、食味・収量メッシュマップセンサ搭載可能コンバインが必要です。
食味・収量の測定には食味・収量センサが必要です。
標準装備やオプションの場合がございますので、対応機ごとにご確認ください。
メッシュマップの結果をもとに、翌年田植機の可変施肥を実施すれば、収量が少ないところやタンパク値が高いところにピンポイントで対策をすることができます。KSAS対応機を組み合わせることで、品質・収量の向上に役立てていただくことが可能です。
KSASとKSAS対応機を活用した改善例
※実際にお客様が取り組まれた改善事例を参考に、クボタが作成したデータです。
A様の目標反収480kg(8俵)以上タンパク含有率5.5〜7%
1年目
お米の直接販売をしているため、
特に食味重視のA様。
1年目は、全体的にタンパク値がやや高めな圃場が多い
2年目
追肥をやめたことで、食味(タンパク値)が改善され、全ての圃場を目標内に収めることができた。
しかし、全体的に収量が下がってしまった…。
3年目
元肥の量を少し増やし、食味(タンパク値)を目標内に抑えたまま、収量を向上することができた!
【食味・収量センサについて】
※食味・収量センサは一般のうるち米が対象となります。もち米・低アミロース米などの機能米は、正確に測定できません。
※収量センサの精度については、収量±5%(グレンタンク容量500kgの場合)、食味センサの精度については、水分含有率は概ね±1.5%、タンパク含有率は概ね±0.5%以内の精度となる様、設計していますが、ほ場・作物条件によって、これらの精度から外れる場合があります。※食味センサより得られるタンパク値は、ほ場毎に施肥設計して食味と収量を改善するために活用し、個人販売することに役立てることができますが、従前の集荷機関・業者・団体がある場合は、測定条件・環境により測定値が異なる場合があるため従前の集荷基準を優先願います。
※食味センサは、光学精密部品を使用しているため、毎年シーズン後に定期メンテナンスが必要です。定期メンテナンスについては、お取引先ディーラー及びJAまでご相談をお願い申し上げます。
・食味・収量メッシュマップのメッシュサイズは20m(推奨)・15m・10mです。
・食味・収量メッシュマップを利用する際には作付計画のメッシュマップ作成が「作成する」になっていることを必ずご確認ください。
・食味・収量メッシュマップは次年度の施肥設計等に利用することを想定しているため、刈取からメッシュマップ作成までに数日かかる場合がございます。あらかじめご了承ください。
・食味・収量メッシュマップキットの後付については、お取引先のクボタディーラーまでご相談をお願い申し上げます。
・詳しい使い方等についてはユーザーガイドをごらんください。