圃場管理も申請書類の準備もKSASが便利

宮崎県 なおちゃんファーム様

課題

・圃場の場所を覚えるのに苦労していた
・作業が順調に進められず作業効率が上がらない

成果

・スタッフ間での圃場情報の共有がスムーズに
・多品種栽培の管理にKSASが力を発揮
・KSAS対応コンバインで課題の解決へ

圃場管理も、申請準備も、KSASで

数年の会社員生活を経て新規就農されたなおちゃんファームの甲斐代表。稲作を始めた頃の課題を「圃場の場所を覚えるのが大変でのぼり旗を立てていましたが、それでも間違えることがありました」と振り返ります。解決策を求めて情報収集をしている中で甲斐代表が気になったのがKSASの圃場マップ。どんな点に惹かれて、どう活用しているのかを語っていただきました。

サービスデスクのサポートで導入も活用もスムーズ

「KSASの圃場マップは、自分だけでなくスタッフが見ても圃場の場所がわかりやすく、情報の共有がしっかりできそうなのが良い」と語る甲斐代表。当初は圃場情報の入力などで苦労することもあったそうですが「分からない点がでてきた時は、KSASサービスデスクでいろいろ教えていただいてスムーズに進められました」と初期サポートを評価。様々な機能を使いこなすようになった現在も「何かあった時にはサービスデスクが頼りになります」と語ります。

圃場管理がスムーズで作業能率がアップ

なおちゃんファーム様では現在、主食用のコシヒカリ、飼料用米、WCS用稲を栽培しています。様々な品種を栽培していく上でKSASをどのように活用しているのかお聞きしたところ…。「圃場を作物で色分けしているので、どの圃場で何を栽培しているのかひと目でわかります。些細な事かもしれませんが、これは作業効率が上がる便利な機能だと思います」とお話しくださいました。スタッフ間の作業状況の共有もスムーズで、品種や面積が拡大する状況にも安心して対応できているそうです。

申請書類の準備にもKSASが活躍

KSASは圃場管理、栽培管理のみならず事務的な作業においても活躍。甲斐代表は「作業記録や作業日誌が簡単にプリントアウトできるので、とても便利」と語ります。「補助金等の申請書類を準備する際も、作業計画書、工程書が必要になりますが、どんな作業を行ったか等が全部記録されているので、必要な情報を取り出しやすいです」と評価しています。

KSAS対応農機の活用で栽培の課題を改善

なおちゃんファーム様はKSAS対応農機である自脱型コンバインDR6130(PF仕様)も導入済。コンバイン自体の性能はもちろん、KSAS連携による機能が非常に優れていると語ります。「直接通信ユニット搭載機なので、どの圃場でコンバインが稼働していて、どのくらいの量を収穫できているか自動でKSASに送信される。昨年と今年のデータの比較もできます。課題点を見つけて改善するのに非常に便利な機能だと思います」。コンバインの活用でKSAS対応農機のメリットを実感した甲斐代表は「トラクタ、田植機なども直接通信ユニット搭載機にしていけば、もっと効率の良い作業方法ができると思います」とさらなるKSAS対応農機の導入にも意欲的です。

KSASの活用で若手もスムーズに取り組める

地域の状況を考えると、今後も受託面積は増加傾向。そうした状況への対応として甲斐代表は自身の営農規模を拡大し、若手スタッフもどんどん取り組んで行けるような環境をつくりたいと考えています。「面積が拡大して作業や管理が煩雑になっても、KSASを使いこなして対応していきたいです。KSASを活用すれば若い人達ももっと気軽にできると思います。一緒に宮崎の農業、日本の農業が未来あるものとなることを目指していきたいです」とKSASとともに進む今後への想いを語ってくださいました。

農業関係の新たな情報はウェブから入手することも多いという甲斐様。クボタからメールで送られてくるKSASやWEBセミナー、新製品の情報がとても参考になるのこと。

作業日誌が自動で作成できるKSAS対応コンバインDR6130(PF仕様)を導入済。刈取り時に得られたデータは圃場ごとの収量の把握や今後の栽培計画に活用。メンテナンス面は南九州沖縄クボタがしっかりサポート。(写真左から なおちゃんファーム 甲斐代表、南九州沖縄クボタ ご担当者)

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