KSASマップで受託圃場把握 KSASの記録は明日の作業の戦略ツール
石川県 J様
課題
・受託の際、現地で圃場を確認して台帳と地図を照らし合わせるため何度も足を運ぶことがあった
・紙の地図で地番と面積をもとに作業者に指示をだしていたので、うまく伝わらなかった
成果
・一緒にパソコンをみて圃場の場所、面積を確認できるので、受付業務が効率化した
・KSASのGoogleマップで場所がわかり、周辺地図もわかるので作業イメージがしやすくなった
【石川県発信】明日の作業への戦略ツール
作業の無駄を低減し作業能率の向上を図るKSAS
KSASを決断した718枚の圃場
我々の管内は山手の小さな圃場が多く、次から次に新しい圃場が増える状況にあります。増加面積は1ヘクタールとか2ヘクタールでも、1枚当たりの圃場の面積が非常に小さいですから、一度に10枚20枚増えることになります。今では718枚に増えました。
その場で見積り お客様も納得
作業委託を依頼しに来られるお客様の中には、父親がやっていて自分は圃場のことをよく知らないという方もおられます。そのような時にはパソコンのモニターでKSASマップを一緒に見ながら、圃場を確認してもらいマッピングして面積を出し、大まかな請負金額を提示します。お客様にも理解していただきやすいシステムです。以前は実際に現地にお客様と一緒に見に行っていました。土地の大きさがわからないので、台帳と地図を照らし合わせて…。またお客様も何回も足を運んでいただいたり、休みをとって一緒に圃場を回っていただいたりすることがなくなりましたので、お客様にとっても本当に喜ばしいシステムじゃないかと思います。
作業に行く前にイメージができる
作業指示にしてもKSASを使う前は、地番と面積をもってして紙の地図で指示。我々も未だ行ったことのない圃場だったりすることがあるわけで、イメージでしか説明できなかった。今はKSASを使うことによって、Googleマップの機能をいかし圃場の外観を上から見て、さらにストリートビューでどういったところにあるのか、道幅はどれくらいなのか、スロープの進入口はどんな感じなのかということまで確認できるようになりました。作業に行く前から、だいたいの作業のイメージができるようになったというのが、ひとつの大きな変化かなと思います。
作業指示はラクラク
作業指示はいつも前日に入力し配信しています。1日の作業が終わった後、引き揚げてきた社員からその日の進捗の聞き取りをし、KSASからの作業進捗データと照合します。その情報から明日の作業計画を勘案し、作業管理者が作業者の端末に送ります。作業指示を出す時は、クリックするだけなので、それほど手間は掛りません。それもKSASのいいところだと思います。
機械を積んで行ったら終わっていた!?
KSASが無かった時は、誰が、いつ、どこの圃場をやっているのか分からなかった。実際、機械を積んで予定していた圃場までいったら既に終わっていた、なんてこともありました。KSASだと作業が終わっている、未だという表記が色分けで明解に分かる。この機能使えます。また間違えてよその圃場を作業した、なんてこともありました。これもKSASマップで圃場登録ができるので確認でき、間違えることが無くなりました。KSAS導入直後は、スマホを現場に持っていくのは慣れませんでしたが、入会から一年が経過し、今では当たり前に持っていくようになりました。
早く帰れる!以前より30分も
KSAS導入以前もパソコンを使ってエクセルで作業管理をしていました。作業を終えてみんなが帰って来てから、作業者全員がその日の作業状況を入力します。今から考えるととても手間でしたね。スマホで開始・終了を押すだけで日報ができるので助かっています。以前からすると30分以上は早く帰れていますね。
明日の作業への戦略ツールKSAS
今まではエクセルで管理していました。手間をかけてみんなに入力してもらっていましたが、エクセルの表上ではどの地区がどれくらい終わっているのかがよく分からない。それが今はスマホから送られてくる情報が勝手に作業日誌としてシステムに反映されます。特に作業の進捗状況については、どこまで終わっているか視覚的に分かります。今までは記録を付けるだけでしたが、KSASでは日誌を付けると、それがすぐに次の日、また翌年への戦略ツールになります。
大助かり!天気予報の表示
最近のバージョンアップで良かったと思えるのは天気予報の表示でしょうか。天気予報というのはやっぱり農家にとって一番把握していないといけないことですから。今までは私たちも天気予報を把握する、共有するというのが非常に難しくて、常に壁に天気予報を貼り出すようにしていました。そういった矢先にKSASで天気予報を表示できるようになりました。農家のニーズに応えているなぁと感じました。
※取材当時の内容をそのまま掲載しているため、現在のKSASとは異なる点もございます。ご了承ください。