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定着する鉄コーティング直播!

(青森県発) 規模拡大に対応して稲作経営に
定着する鉄コーティング直播!

  • 株式会社みちのくクボタ青森エリア / 「2015鉄コーティング直播成績検討会」開催
  • 栽培管理
  • 青森県
  • 2016/01/17

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担い手の規模拡大が進む中、稲作経営の省力化、低コスト化を図るため直播への関心が高まりを見せています。平成27年度の青森県全体の直播面積が1,329haと千haを超え、その内、湛水直播が58%を占めました。その主な要因は鉄コーティング直播の増加によるもので、クボタグループでの鉄コ栽培面積においては、前年の2倍の403haと拡大しています。

みちのくクボタでは、12月15日に浪岡会場、16日に十和田会場と2ヶ所において、平成27年度の青森県における鉄コーティング直播成績検討会を開催。生産者、関係機関、クボタ関係を含め、両会場とも70名近くの来場者が集まりました。

検討会では、パネラーとして登壇いただいた生産者の方々の実証圃場の成績を基に、成果や現状の問題点を取り上げながら、栽培上の課題を検討していきました。また、クボタ技術顧問による講習会も実施。収量・品質向上につながる栽培のポイントや新技術の解説も行われ、次年度への取組みに向けて、新たなスタートとなる場となりました。今回の「お客さまの声」では、12月15日に開催された浪岡中央公民館での成績検討会を訪れ、参加された野呂友弘さまと今 裕次さまのお二人にお話を伺いました。

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 みちのくクボタ・鉄コ直播今後の課題(抜粋)

①    播種時の田面の硬さは、播種後の生育に大きく影響することから、播種2日前前後の落水を徹底する

②    枕地の代かきで練りすぎに注意

③    播種時期は5月10日~20日を目処とし、播種遅れによる登熟不良を回避

④    安定収量を確保するための施肥量・体系を確立する

⑤    播種時と1.5葉時処理の除草剤体系で雑草を抑えるような剤の選択と処理時期を守る

⑥    除草剤の使用基準を守り、直播に登録のある剤を使用する倒伏防止対策:茎数確保次第、中干しを徹底

 

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課題と手応えを感じた初年度の取組みでした。
来年度も継続して取組みます!

青森県北津軽郡板柳町 株式会社 成田農産 野呂 友弘さま 

経営面積:水稲55ha・大豆鉄コーティング直播:取組年数1年目・栽培面積2ha

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 55haもの規模を移植で対応するのは限界でした

鉄コーティング直播には、今年初めて取り組みました。品種は「つがるロマン」で栽培面積は2haです。現在、経営面積は水稲55haで、スタッフは常時3名、繁忙期には数名を臨時に雇用しています。規模拡大が進む中、今の人数でこの面積を移植で対応するには限界があるなと感じていたんです。そういった時に、みちのくクボタに「鉄コーティング直播という良い技術があるよ」と提案していただいて、勉強会や検討会に参加させてもらい、「これは良い!」と思ったんです。移植だと、どうしても同じ時期に一気に作業をしないといけないので、人手と機械が足りなくなります。鉄コーティング直播を導入すれば、田植えと少し時期をずらせて播種作業が行えますので春作業の省力化が可能です。それに苗がいらない分コストダウンも図れますからね。

播種作業は田植え作業と比べて本当に楽!

今回、初めての取組みということで、種籾をこちらで準備してコーティング作業は、みちのくクボタに委託しました。そのため実際のコーティングの作業は見ていませんが、来年からは独自で作業したいと考えています。実際に栽培すると、播種作業は田植えと全然違いますね!普段なら苗箱の運搬や苗補給がありますから大変なんですが、鉄コーティング直播は一切そういうことがないので本当に楽でした。播種作業自体も2haをまるっきり自分1人でできたので作業効率がすごく良いなと感じました。

労力とコストを考えれば、鉄コーティング直播に取組む価値は十分にあります

出芽率に関しては、6~7割というところで少し予想を下回りました。鉄コーティング直播は表面播きなので、圃場の硬さ、田面の均平が特に重要ですね。除草体系は、播種同時にオサキニ剤を、初中期除草剤としてクリンチャー剤を散布しました。しかし草をうまく抑えきれず、雑草対策が課題として残りました。播種後の水管理が良くなかったことと、初中期剤の散布タイミングが2、3週間遅かったことが原因だと思います。

結果、今年の鉄コーティングの収量は7俵程度でした。移植だと10俵ぐらいですので、収量だけ見ると満足のできる出来ではなかったですが、それなりに手応えはありました。移植と比べて、作業自体が楽なので、労力やコスト面を考えると7、8俵でも十分取り組む価値があると思っています。今後も継続して取り組もうと、来年度に向けて、すでに鉄コーティング直播機「鉄まきちゃん」も購入しました。今後も、みちのくクボタに協力していただき、移植と直播と組み合わせることで、さらに規模拡大が図れればと思っています。

 

鉄コーティング直播に取組む理由はコストの削減です

青森県つがる市 今 裕次さま

経営面積:水稲21ha・施設野菜・花き 鉄コーティング直播:取組年数3年目・栽培面積1.1ha

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鉄コーティング直播技術を確立して10haまで規模拡大したいですね!

鉄コーティング直播に取り組んで3年目になります。今年は1.1haつがるロマンで栽培しました。鉄コーティング直播に取り組む理由としては、生産コストの削減が一番で、これから絶対取り組んで行かなければいけないことだと思っています。乾田直播は春の天候に左右されるので、湛水直播はちょっと手間はかかりますが、作業計画を考えれば安心です。鉄コーティング直播は、これからはもっと普及拡大すると思います。

私は、面積を拡大するにはまだ日が浅いと考えているんですが、将来的には10haくらいまで増やしていきたいなと思っています。課題は、雑草対策ですね。それから鳥害。検討会で今年取り組んだ方の話も色々お聞きしましたが、まだまだ奥深いところがあるなと、そう感じています。ただ、今後の規模拡大を考えた場合、先ほどもお話ししましたようにコスト削減がとても重要です。現在の課題を100%クリアして取り組んでいこうと思っています。

みちのくクボタの輸出米の取組みに賛同して18t出荷しました

実は今年、みちのくクボタの輸出米の取組みに賛同して、300俵18tを新規需要米として輸出米で出荷しました。今、国内の米の需要は行き詰ってしまっている状態です。今後、今までの交付金が廃止になるようなことになれば、自分自身で販路拡大をしていかなければなりません。これからは販路拡大というのは海外輸出の方が重要視されるのではないかと思います。あとは、安全で安心な日本のお米を海外の方たちに是非食べてもらいたいという気持ちがありますね。 

父親の代からのクボタファンで、もう60年70年のお付き合いです。クボタは農業機械メーカでありながら、様々な営農相談に乗っていただいたり、機械のことでも気軽な気持ちで話せるような身近なパートナーです。鉄コーティング直播のような提案をいっぱいしていただいて、私たちもいっぱい技術を吸収してコスト削減をして、生産性を上げる。そういう関係を築いていきたいと思います。

 

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