機械除草による雑草防除(水田・畑地)
作業効率の向上に役立つクボタの製品
田植機の自動操舵機能を用いた水田除草

NAVIWELシリーズやアグリロボ田植機に装着できる水田除草機
水田では、雑草の発生初期に機械除草を組み合わせることで、除草剤の使用回数を減らすことができます。「GS(直進キープ)田植機」や、より高精度な「アグリロボ田植機」で自動操舵機能を用いて真直ぐに田植えを行い、その後同じ田植機に水田除草機を装着して機械除草を行えば、生育中のイネをあまり傷めることなく、効果的な除草作業が可能です。
畦畔・法面の除草には「ラジコン草刈機」
ラジコン草刈機による法面除草作業
水田畦畔・法面の雑草は、稲の害虫である斑点米カメムシ類の発生源やヒメトビウンカの越冬場所になる可能性が高いことから、畦畔・法面の除草が重要です。ラジコン遠隔操作で法面の危険な箇所や中山間地等、人が立ち入りにくい箇所でも除草作業を効率化することで、農薬の低減に寄与できます。
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トラクタでの機械除草(畑作)
除草カルチによる機械除草
トラクタに中耕除草機を取り付けるとうね間や株間の除草が
可能で、除草剤の使用量低減と手取り除草労力が軽減できま
す。機械除草は雑草の草丈が小さいうちに行います。大きくなった雑草は根が張ってしまい、除草機では取りきれなくなります。タイミングが大切です。
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乗用管理機での機械除草(畑作)
乗用管理機+中耕ディスクによる機械除草
中耕除草機のディスク式はロータリ式に比べ約2倍の高速作業が可能で、湿った土壌でも土の練り付けが少なく培土でき、土壌の反転作用が強く雑草も抑制することができます。前方の推進力で丸型ディスクが回転し土を削り、後方の花型ディスクが細かく土塊を砕きながら培土します。
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既存田植機での機械除草「楽とーる」
株間条間同時除草機「楽とーる」による機械除草
「楽とーる」は水田株間条間同時除草機です。乗ったまま10a当たり約30分で除草作業をすることができます。除草剤の使用量低減に寄与できるほか、その特殊機構によりイネを傷つけず、また土壌の中耕・攪拌作用により土壌還元(ワキ)を抑制し、イネの成長も促進します。
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営業事例
乗用田植機活用で株間・条間をラクラク除草
大阪府能勢町 安田ファーム様

4年前に新規就農され、水稲2.3ha、大豆0.6ha、野菜0.6haの無農薬栽培に取り組まれています。
水稲では、昨年まで歩行用除草機や乗用チェーンでの雑草対策が行われてきましたが、株間除草がうまくいかないことや重労働であったことなどが課題でした。実演会で高評価の「楽とーる」を導入、中山間地において無農薬で安心安全な美味しいお米の栽培を成功させることで、少しでも地域の米作り農家が増えてくれればと意欲満々です。