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クボタとともに挑戦する「農業の未来」。

最新技術実証2020/03/19

富山県

大豆

小松菜

130周年 特集取材

〜クボタとともに挑戦する「農業の未来」。〜

クボタとともに挑戦する「農業の未来」。

現在、全国的に懸念されている農家の高齢化と後継者不足。その課題に向き合うべく、新たな取り組みを始めている富山県射水市の農事組合法人 布目沢営農。スマート農業の実証実験にプロジェクトの中心となって参加している同法人の大木さん・小塚さん・長谷さんと、長年の信頼関係でプロジェクトを支える株式会社北陸近畿クボタの杉本さん・佐藤さんにお話をうかがいました。
(この記事は、2020年1月発行のクボタふれあいクラブ情報誌「ふれあい」41号を元に構成しています。 )

農家の高齢化や担い手不足の課題解決に向けた取り組み。

 富山湾に面し、水田となだらかな丘陵地が織りなす里山の風景が美しい富山県射水市。ここで、地元密着の営農組織としてさまざまな新しい取り組みを行っているのが農事組合法人 布目沢営農です。
 昭和58(1983)年の発足以来、高齢化や担い手不足といった地域の課題と向き合い、ほ場の大区画化や機械化による稲作の省力化と、農業経営の収益拡大に向けた取り組みを実施してきました。その一つが、栽培作物の多品目化です。富山県の良質かつ豊富な水資源を生かした稲作に加え、大豆や枝豆、小松菜を栽培。さらに30年度には品目の見直しを行い、イチジク(コナドリア)の栽培も始めました。

スマート農業を導入し、農作業の省力化や軽労化を推進。

 さらに、高齢の農家の負担を減らすための省力化や軽労化、次世代が魅力を感じる農業経営を目指すため、「スマート農業」にもいち早く取りかかりました。農林水産省が進める「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」のうち、「射水市スマート農業実証コンソーシアム(共同事業体)」の中心となって実証実験を実施。副代表理事の小塚守さんは、「ロボット・AI・IoTなどの先端技術を活用して、大規模水田稲作の大区画ほ場で作業省力化の技術実証を行っています」と話します。布目沢営農が導入したのは、クボタの自動運転トラクタ(SL 60A)や、直進キープ機能付き田植機(NW8S)、食味・収量コンバイン(DR6130-PF)、自動水管理システム(WATARAS)。これらと農業経営支援システムKSASを連動させてデータを収集しています。
 これら最新の機械の導入と順調稼動のサポートをしているのが北陸近畿クボタです。担当の杉本さんや佐藤さんは「最先端のスマート農業を実践して、農家さんの声を聞くことができる貴重な機会。しっかりとサポートして、スマート農業の普及に貢献したいですね」と話します。布目沢営農の代表の大木太明夫さんは「日頃から機械の調子が悪いとすぐに来て修理してくれます。製品とサポート体制を考えてクボタの機械を導入しましたが、助かっています」と話します。
 プロジェクトでは、スマート農業の普及のため、導入した機械を使った実演会も行っています。参加した方からは「直進キープ機能付き田植機はまっすぐ田植えができて、体もラク」「自動水管理システムは遠隔で水管理ができ、ほ場へ行く回数が減った」と、スマート農業のメリットを実感する声が聞かれています。

次世代が魅力を感じる環境・システムづくりで、持続可能な農業を目指す。

 今後の展望について、「故郷の自然豊かな景観を守るためにも、地元の農業をしっかり守っていかなければ」と語る大木さん。まずは次世代の方に農業の魅力を感じてもらい、さらに若い世代へとつなぐ〝持続可能な農業〞の形を作りたいと考えています。また、農地を預かっている農家さんに対しても、農業でしっかり収益を上げることで還元したいという願いもあります。小塚さんも、「次世代が参加しやすい組織や環境を作り、地元の発展につなげたい。そのためにはスマート農業が必要で、特別なことをしているわけではないと思っています」。そして杉本さんは「地域の農業のためにも、お客様にスマート農業などさまざまな提案をし、グループ一丸となって農家の皆様をサポートしていきたいです」と熱い思いを語ってくれました。

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