防除作業の省力化に最適な農業用ドローン。ゆとりある作業で安全性が高まる反面、従来の農業機械と異なる取扱い時の留意事項も。農業用ドローンの適切な使い方や安全確認のポイントをチェックして、快適な防除作業を始めましょう!
安全に作業を行うための注意点
■ドローン作業を行うための必須条件
1指定された教習施設でオペレーター技能認定証を取得する。
クボタ農業用ドローンを使用する場合は、クボタグループ指定の教習施設で講習を受け、操作技能を習得する必要があります。教習修了時には、オペレータ技能認定証をお渡しします。
※教習や機体の登録には別途費用がかかります。
※クボタ農業用ドローンの飛行には、国土交通大臣の許可承認書が必要です。
2指定された整備事業所で年1回の定期点検を受ける。
農業用ドローンは、指定された整備事業所で、年1回の定期点検を行うことが定められています。
※定期点検には別途定期点検料がかかります。
・クボタグループの指定教習施設や定期点検については、 こちらをご参照ください。
■ドローン作業を始める前の注意点
・正しい服装(ヘルメット、保護メガネ、マスクなど)をする。
・日中の晴天、風速3m/s以下(地上1.5m地点)の条件で使用する。
・飛行禁止場所(高圧線、発電所付近など)では飛行しない。
※農薬調合時は、手袋などを着用ください。
■安全に散布を行うための注意点
・安全距離と視認性を確保する。
・障害物に対して、平行に飛行する。
・補助者と連携して、風や障害物を確認する。
・周辺への農薬飛散(ドリフト)を防ぐ。
※作業前に安全作業動画と取扱説明書もしっかり確認しましょう。
安全啓発コンテンツのご紹介
安全作業動画
安全ハンドブック
まとめ
農業用ドローンを使って作業する際は、指定された教習施設で講習を受講し、操作技能を習得することが必要です。ガイドブックや動画で安全ポイントを確認して、農業用ドローンで快適な防除作業を行いましょう!