待ちに待った春が到来し、農作業もこれから忙しくなる時期ですね。トラクタの出番も増える時期ですが、実は、農作業の中でもトラクタに関するヒヤリハットが最も多いことはご存じでしたか?トラクタは通年利用機会があるため稼働時間が長いので、使い慣れた機械やほ場でも油断は禁物。本格作業の前にトラクタの点検・走行・作業のキホンをチェックし直して、今年の春も安全に作業を進めましょう!

転倒・転落のリスクに気を付けましょう

実は農作業の中で、重大事故につながりかねない「ヒヤリハット」経験が一番多いのはトラクタ作業です。

(出典)農林水産省:令和3年に発生した農作業死亡事故の概要
 - 要因別の死亡事故発生状況(令和3年)

(出典)農林水産省:令和3年に発生した農作業死亡事故の概要
 - 「農業機械作業に係る事故の機種別・原因別死亡者数」を加工

統計的に見て、トラクタ作業時は特に、農作業安全に注意が必要です。

トラクタの事故比率で、最も多いのは『転倒・転落』です。中でもほ場での転倒・転落が特に多く、普段手慣れた機械・作業・場所であっても、それぞれの事故リスクを意識し注意深く作業する必要があります。

トラクタ作業の安全ポイント

■作業ポイント①
シートベルトとヘルメットの着用・ブレーキペダルの連結

転倒・転落による事故のリスクを大幅に減少するために、下記のことを厳守しましょう。
・走行・作業中は、シートベルトとヘルメットを着用する。
・安全フレーム仕様の場合は、必ず安全フレームを立てて使用する。
・移動中に急旋回しないように、ほ場を出る際は、ブレーキペダルを都度連結する。

■作業ポイント②
路肩に注意して走行

・路肩が視認できるように作業前に草刈りを実施する。
・路肩から十分な距離をとって走行する。
・移動中に急旋回しないように、ブレーキペダルを都度連結する。

■作業ポイント③
駐車・メンテナンス時は確実に停止

・機械から離れる場合や点検の際は、平坦地でエンジン停止し、駐車ブレーキを実施する。
・機械から離れる場合は、キーを抜き取って降車する。

■作業ポイント④
始動・後進時は周囲に注意

・互いに声を掛け合い、合図を徹底する。
・機械が動いている時は周囲に近づかないようにする。

トラクタの安全作業に関する資料のご紹介

安全チラシ・安全動画

安全ポイントをまとめたチラシ(A4表裏)・安全動画をご用意しています。
チラシはダウンロードも可能ですので、出力して掲示するなど、ぜひご活用ください。

まとめ

トラクタ作業の安全ポイントをご紹介しました。
トラクタは、ほぼ通年で稼働する機械です。普段使い慣れているからと油断せず、準備の段階から事故のリスクを回避するように意識しましょう。また、取扱説明書をよく読んで、メンテナンスも忘れずに。
それでは今日もご安全に!

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