ダッチジェット(P-100) 和歌山県 有田郡 井好園 井口 博樹 様 | トマト
みかんの生産量全国一位の和歌山県。この地で親子二世代でみかん栽培に取組む井口様。さらに、農業大学生時代から研究し続けている肥培管理やハウス栽培のノウハウを活かし、時代のニーズに合ったトマトを栽培している。現在は甘み、酸味のバランスがよく、旨みがぎっしりつまった「桃太郎シリーズ」を全国のファンにお届けしている。
基本情報
作物 | トマト(桃太郎シリーズ) |
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栽培方式 | 土耕養液栽培 |
ハウス | 間口18m×奥行50m=900m2 (約272坪) 軒高2.7m |
栽培期間 | 10月上旬~7月 |

▲お話を伺った井口博樹様
Q. ダッチジェットを選んだ理由は?
「CO2施肥効果」に興味があった。
加温機が古くなってきた事もあり、万が一の時に、補助暖房機としても使えるパワーのあるダッチジェットに決めた。
Q. どのような使い方をしていますか?
CO2施肥
午前中にCO2をタイマー制御で計6回施肥。
補助暖房
温度サーモを8℃に設定。既存の加温機だけで暖房がまかなえない時の補助暖房機として重宝している。
ランニングコスト
前提条件 | 機種 | P-100 |
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灯油使用量 | 10ℓ/時間 | |
灯油単価 | 80円/ℓ | |
CO2 施肥設定 |
稼動時間帯 | 7時~12時5分の間 計6回/日 |
稼動分間 (1回当たり) |
5分/回 | |
ランニングコスト (1日当たり) |
稼動時間 | 5分/回×6回/日=計30分/日 |
灯油使用量 | 5ℓ/日 | |
灯油代 | 400円/日 |
※暖房使用分は除く

▲多くのメディアに取り上げられた、イタリアンシェフも絶賛のトマト

▲みかん20個からつくられた添加物ゼロのストレートジュース。
井口さんの真心がこもるやさしい甘さ。
Q. 導入効果は?
生育が早く、樹勢が強くなったが、成り疲れ等のトラブルもなく、しっかりとした実がついた。 一果重が増え、大玉果率が高くなり、収量がアップした。
消毒をしてもコナジラミの発生を完全に防ぐことは難しい。ダッチジェット導入後は、農薬を使っていないが、コナジラミが出ていない。他の病気も出ておらず順調である。
Q. 最後に一言
増収効果が大きく、順調にいけば3年で投資回収が出来る見込みです。
柱の間に吊り下げて設置。通路をふさぐことなく作業が出来る点も気に入っています。