サトウキビ生産にKSASを活用効率アップで単収アップ お気に入りに追加
鹿児島県 N様
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KSAS本格コースで徳之島のサトウキビ産業の発展に貢献

サトウキビ栽培のベンチマークをKSASで奪取!
徳之島の栽培基準“N様”

最も収量がアップする“適期に植付けて適期に刈る”農業をKSASで実践。
KSASを使用した2年間で、島内のサトウキビ平均単収を上回る結果を得る。これからも徳之島のサトウキビ産業に貢献するN様。

以前は受託先の担当者の圃場案内に頼っていた

社長:以前は受託先『南西糖業』の紙の地図を用い、圃場の把握をしておりました。ただし、紙媒体の記録しか無かった為、南西糖業の担当員さんの案内がないと私たちも正確な圃場データを得られませんでした。その担当員の方が辞められるタイミングで偶然KSASに出会いました。“農業の見える化が実現できる”ということで大変有り難く感じています。

現場に行って確認する必要が無くなることも

取締役:KSASを使うまでは農家の方々から作業を請け負うときには、どの畑なのか一緒に圃場まで行って確認していました。それがパソコンの画面だけで確認できるようになり、非常に時間短縮になりました。圃場の数は徳之島全体で2万筆ぐらいある中で、私たちが管理する1500筆程度は既に圃場登録済みです。作業当日うろ覚えになってしまった圃場もスマホで簡単にチェックできます。KSAS圃場マップを目で見ることでイメージと共に素早く理解することが可能となりました。

作業現場でも作業指示が容易に確認できる

スマホGPSで自分の位置を表示

圃場枚数が多くても確認がラクに

作業者:圃場枚数が多いため、口頭で説明を受けていざ畑に向かっても、場所が把握できないことがあります。KSASであれば、GPS機能を使って自分がどこにいて、指示された畑と相違が無いか一目で確認することができます。正確な情報確認や時間の短縮に役立つ便利なソフトを会社が導入してくれたことは、オペを含め皆助かっていると思います。

日誌提出までの時間が大幅に短縮された

取締役:今までも日誌をちゃんと書いてもらっていましたが、3日後や4日後になることもありました。KSASだと作業終了のボタンを押すだけで作業日誌が作成され当日すぐに提出してもらえます。スタッフからも“便利だ”と聞いており、タイムリーな情報管理に対し非常に効果的だと感じています。

効率面でスタッフの意識に変化が現れた

取締役:ミーティングの場でKSAS画面を通してスタッフと話すことで、理解度が今までとは違うことを感じています。やっぱりKSASを活用して段取りを含め効率化を図っていかないといけないということが、大分理解されてきていると思います。その辺りの意識が変わってきました。機能的な部分の理解やスマホの実操作に関しても、勉強会や講習会を開いて理解をもっと深めたいと思います。

朝礼時大モニターに映し、作業圃場を確認

ベテランの技術を若い人と共有できる

社長:今日本農業の問題として“高齢化”がありますが、KSASならその問題を幾つか解消できると思います。例えばベテランの方しか知らない知識や技術をデータ上に表現でき、それを周りの人が理解することで、作業計画や作業の仕方などの話もスムーズにできる。これまで、ベテランの方の技術継承は苦労していただろうと思います。その苦労がデータ化されて共有できれば継承問題は解消します。またその分他のことに集中できるようにもなります。さらに若手の育成は今重要な課題ですが、それはKSASと連動するクボタの農機に触れることで、次世代の育成にも繋がると考えています。

取締役:雇用というものは、現状の管理状況の中から無駄な部分を排除して効率面を追求すれば創出できるものだと考えています。KSASを導入したことで若い方の雇用も増やせましたし、その世代の方はかなり当たり前にKSASを使えるようになっています。この状況が続けば年間に賄える雇用をもっと創出できると思います。

人と機械で互いに管理ができるように

取締役:メンテナンス面でも効果があります。作業時間100時間に1回オイル交換や、作業機のメータをおおよそで見ながら担当者が一人で管理することは、何十台規模になると難しくなってきます。KSASなら作業時期前のメンテナンスや点検チェック部分の指標など、機械の状態が見えるので非常に助かります。人と機械、お互いに点検項目を把握できることで、メンテナンスに対する意識も高まっています。

適期作業が収量アップに直結

取締役:『適期に植付けて適期に刈る』という一番収量がアップする方法を意識しておりますが、今の私たちは受託の比率が高く、時期が重なって殺到すると段取りが後手に回ることがあります。結果、機械に対して人手不足となり収量アップのパフォーマンスを最大限発揮できず、煩わしい思いを抱えていました。台風や干ばつなどの気象被害は仕方の無いところもありますが、KSASを使うことでその時期もしっかり予想し、早めの対応で課題の収量アップをクリアしていきたいと考えています。

平均単収を上回る結果に

社長:以前は自営農場ですと島内の平均単収よりも低い数値でしたが、この2年間KSASを使うことで島内の平均単収を上回るようになりました。営農集団のお手本としても認められたため、今は他の営農組織にも我々の真似をしていただく取組みが進んでいます。これは、徳之島の将来構想の一環です。将来的にはサトウキビ産業でこの島を守っていきたいと考えています。

機械や給料も増やせる

取締役:KSASを使用してからの2年間、当初圃場案内係に頼っていた地図台帳・営農手帳から、パソコン1台と各個人のスマホを活用して1500筆をデータ化しました。これからはそのデータを活用することで、一つの圃場からどれだけの利益が出たかを皆で共有しながら、機械を購入したり、給料アップに繋げていきたい。全国レベルでいうとまだまだこれからかもしれませんが、使いこなしたいシステムに出会えて良かったと思っています。使用料も安いので、大変助かっています

※取材当時の内容をそのまま掲載しているため、現在のKSASとは異なる点もございます。ご了承ください。

まずはお気軽にKSASサービスデスクへご相談ください

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