【クボタトラクタ NB21GS】代かきが高精度に! 水稲でも直進アシスト機能付き小型トラクタが活躍 お気に入りに追加
お気に入りに追加

大阪府|

稲|

【クボタトラクタ NB21GS】代かきが高精度に! 水稲でも直進アシスト機能付き小型トラクタが活躍

【クボタトラクタ NB21GS】代かきが高精度に! 水稲でも直進アシスト機能付き小型トラクタが活躍

今年1月に発売された、GPSによる直進アシスト機能付き小型トラクタ「NB21GS」。今回は耕うん・代かき作業で、NB21GSをお使いのお客様のもとを訪れ、米づくりにおいてNB21GSがお客様の営農にどう役立つのか、お話をお伺いしました。また、「スマート農機」に対する想いも語っていただきました。

~今回お話を伺ったお客様~
大阪府堺市
辻 千太郎さん
【DATA】 栽培作物:水稲・露地野菜・果樹・花卉

 


 

スマート農機の導入で、農業が抱える課題を解決したい!

 軟弱野菜の周年栽培をはじめ、米や果物なども栽培、直売して地産地消を推進するなど、都市近郊のメリットを活かし多彩な農業が営まれる堺市は、大阪府内でも特に農業が盛んなエリアです。同地で15aの面積で水稲を栽培される辻さんは、作業の省力化と高収量を目的に、様々な工夫をされておられます。その一つが、最新技術を搭載した機械の導入です。農業に従事する以前は、世界を飛び回る技術者だったそうで「新しい機械が好き。新しい機械でどんどん省力化する」という考えをお持ちです。

 堺市の農業委員の会長代理でもある辻さん。導入のきっかけに、地域農業を担う牽引者として、地域が抱える課題を解決したい強い思いがありました。「会では後継者不足による耕作放棄地の増加など様々な問題に対して、どう対処すべきか生産者の皆さんと議論していました。ちょうどその頃ドラマ『下町ロケット』が放映されていたのですが、ここに課題解決のヒントがあると睨んだ」と辻さん。「GPSを活用した機械で、作業の自動化、省力化を実現する様子を見て日本の農業の救うのは、この技術しかない!」と確信。NB21GSを地域に先駆けて導入されました。

 「以前のトラクタだとハンドルを握り締めたまま、頻繁に後ろを振り返り、ロータリを気にする必要がありました。NB21GSは最初の3mは手動で走行する必要があるものの、その先は自動で直進できるので、乗っているだけでいい。気を使うことなく、ラクですよ。リラックスして作業できます」。耕うん、代かきはもちろん、肥料のすき込みや、圃場の排水性を高めるために行う冬場のうね立て作業など、年に9回もトラクタを使う辻さんにとっては、大きなメリットです。

くまなく、まっすぐに代かきができる!

 NB21GSを導入する前、辻さんには頭の痛い問題がありました。それが、作業状況が確認しづらい代かき作業です。「一面水を張るので、どこをかいているのか分かりません。同じ場所を何回もかいている可能性もありますし...。作業が重複すると、土が柔らかくなりすぎることから、植付精度に影響がでます」。逆に代かきできていない場合も同じ。くまなくまっすぐ代かきをすることは、後に続く田植え作業の精度に関わる重要なポイントなのです。

 そこで昨年、辻さんはモニター上で作業経路が分かるGSPガイダンスモニター『KAG(クボタアグリガイダンス)』を導入。作業が重複することがなくなり、代かきの精度が上がりました。 

 元技術者ということもあり、様々なアイディアをお持ちの辻さん。今年導入したNB21GSにKAGを取り付け、代かき作業にチャレンジしてみました。まっすぐ代かきができ、直進アシスト(GS)機能の精度の高さに驚いたそうです。

スマート農業がもっと身近になれば、農業がもっと面白くなる!

 水稲の他、23aの畑では露地野菜やミカン、花卉なども栽培される辻さん。体験農場の場として、農業をはじめたい人の指導も行っています。「先陣を切ってスマート農機を導入し、新しい農業に挑戦する。地域の皆さまに見ていただくことで、農業に興味・関心を持ってもらえれば」と話されます。「今、女性農業者も増えていますし、機械がスマート化され、だれでも簡単に機械が使えるとなれば、農業も変わりますし、もっと面白くなりますよ!」と期待されます。NB21GSの導入で「これであと10年は農業を続けられますね!」とNB21GSが、辻さんの農業を続ける原動力になっています。

関連記事
【クボタトラクタ NB21GS】 GPSのチカラで、うね立て作業をアシスト!
【クボタトラクタ NB21GS】 直進アシスト機能付き小型トラクタで、まっすぐうね立て!作業効率UP!

この記事をシェア