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これからの中間管理作業は「乗用」で! ヘビーユーザーに聞く、KV2200Wの実力とは?

インタビュー2021/06/23

香川県

スイートコーン

ブロッコリー

クボタ乗用管理機 KV2200シリーズ

〜これからの中間管理作業は「乗用」で! ヘビーユーザーに聞く、KV2200Wの実力とは?〜

これからの中間管理作業は「乗用」で! ヘビーユーザーに聞く、KV2200Wの実力とは?

野菜作では、中耕・培土・除草など様々な管理作業を行う必要があり、特に大規模な作付けや、少人数での作業には、効率化・軽労化のため、乗用管理機は欠かせないものとなっています。今回は、ワイドトレッド&ハイクリアランス仕様の乗用管理機「KV2200W」の導入で、経営強化を図るお客様に、KV2200Wをどうお役立ていただいているのか、お話をお伺いしました。

これからの中間管理作業は「乗用」で!お客様に聞く、KV2200の実力とは?


ワイドトレッド&ハイクリアランスで、
背丈の高いスイートコーンの中間管理作業に使える!

 香川県中部に位置する、仲多度郡多度津町。温暖で降水量の少ない瀬戸内海気候を活かし、県の主要品目である青ねぎや、きゅうり、ブロッコリーをはじめ、スイートコーンやオクラ、チンゲン菜、さといもを栽培する、渡邊一功さん。今、地域の中で最も勢いのある、若手の野菜専作農家として、注目を集めています。「年々、耕作面積が増えています。今年の作付け延べ面積は20ha。私たち夫婦を含む13名のスタッフで対応しています。」

 7品目の中でも渡邊さんが特に力を入れるのは、ブロッコリーとスイートコーン。マルチを張って栽培するスイートコーンについては、課題に思っていたことがありました。「マルチ栽培は時期によっては良い技術ですが、上にビニールを被せるので、雨が多い時期は、1回水が入ると抜けず、根傷みが起こるんです。追肥を効かせるのに工夫がいるので、最初に肥料を多めに入れますが、肥料濃度が高すぎて濃度障害を起こし、初期生育が悪くなることもありました。」

 そこで、思い切って、露地栽培にシフトチェンジすることに。「ただ、必要になってくる中耕・培土や追肥など、手作業でやっていたのでは話しにならない。今は天候が不順なので、明日雨だから今日中に終わらせるぞ!となっても、間に合わないんです。人海戦術では限界があり、機械に頼らざるを得ないなと。」自身の思う理想的な乗用管理機を求め、メーカーを問わず、広く情報を収集。クボタにも相談したところ、新型が出ると聞き、すぐにデモ機を借りテストしました。

 「決定打となったのは、背丈の高いスイートコーンに対応できる、ハイクリアランス仕様に加え、高さのあるロータリカルチをもともと装備していて、中期以降でも作業できること。」導入したKV2200Wは、トレッドが1470㎜、最低地上高が770㎜のタイプ。作物のうねをまたいでの作業が、余裕をもってラクに行えます。KV2200シリーズは、防除が行えるブーム装置の付いた仕様(BS仕様)もありますが、既に防除専用機を導入していた渡邊さんは、中耕・除草、施肥専用に、KV2200Wを使っています。

「乗る」管理作業で、作業効率が飛躍的にアップ!

 2020年の6月に導入し、最初にKV2200Wを使ったのは、ブロッコリーでの中間管理作業。「ほ場条件もありますが、ロータリカルチを外した状態で、3うねずつ追肥するだけなら、時速4kmぐらいで、10aの面積がたった5分でできました。1haであれば、半日で終わりましたね。」KV2200Wは、21.9馬力のディーゼルエンジンを搭載。余裕をもって作業が行えます。

 「これを手作業ですると、10aの面積なら30分程度は掛かります。しかも、何十キロもあるタンクを背負うので重い。ハードです。1枚ならしますが、何十枚もほ場があるので、とてもできないですよね。」重労働だった、歩いての管理作業を乗用化したことで、身体への負担も軽減されたのはもちろん、人件費も抑えることができたと言います。

適期にきめ細かい作業ができるように

 「今年はスイートコーンの中耕・除草のタイミングで、梅雨入りしました。去年と比べ、3週間も早まって本当に弱った。ただ、KV2200Wがあったおかげで、半日あれば、ほとんどのことはできるようになった。作業が前倒しでき、助かりましたね。今までであれば、先延ばしになって一歩遅れ、生育にも影響が出ていたでしょう。」余裕を持って作業できるようになったことで、「プラスひと手間」を掛けられるようになったと、渡邊さん。そのひと手間とは?「作物の生育状況を見て、最適なタイミングで中耕・除草、追肥、防除ができるようになったことです。」

 渡邊さん独自の工夫として、3連あるカルチのうち真ん中のカルチを外し、代わりに宮丸アタッチメント研究所のブルー溝浚器を付け、中割り中耕・除草をすると同時に施肥も行っています。「溝浚器で溝を切ったところと、両溝に肥料を落とし、作物の根がすぐ肥料を吸えるようにしています。」適期作業に加え、きめ細かな栽培管理ができるようになったことで、収穫量・秀品率ともに向上したと言います。

 「病気も少なかったですし、オールシーズンほぼ全て収穫できた。去年に比べ収穫率は10%以上は上がっていますね。」コロナ禍で、野菜の需要が低迷する中、渡邊さんもその影響を受けているかと思いきや・・・。「確かに平均単価は安いです。ただ、面積も増えたのもありますが、収量が上がったこと、マルチなどの資材費が減ったことで、去年以上の利益は確保できました。」

新規就農者こそ、真っ先に導入を検討すべき

 KV2200Wは、4つの操舵方式が手元のボタンで選択可能。渡邊さんは、ほ場が小さく枕地の幅が狭いため、小回りの効く4WS(四輪操舵)で、一うね飛ばしで作業しています。「運転はしやすいし、枕の旋回もしやすい。ほ場によっては、切り返しをしますが、レバー操作で前進・後進の切替えがスムーズにでき、ストレスがないです。」使用時間は、既に300時間を超えるそうです。「面積が増えたのもありますが、それだけ使えたということ。」ヘビーユーザーの渡邊さんだからこそ分かる、KV2200Wの活用法をお聞きしました。

 「新規就農者が、真っ先に検討すべき機械だと思いますね。栽培の中で最も時間を要するのが、中間管理作業です。植付けは最初の1回ですが、作物が成長する何カ月間は、作業のほとんどを管理作業が占めます。手作業だと、面積も増えないし、一歩先の管理ができないんです。」実は、渡邊さんも20年前、兵庫県から母親の出身地である香川県へ、Iターン就農。ゼロからスタートしています。

 「始めて間もない頃、防除を人力でやるので、今、虫が湧いているのに、たくさん面積があると、その日中に全部撒けないわけです。作業が遅れるし、虫が死なない。結果、虫が大きくなり、薬剤をかけても効かないとか。でも、スタート時からこれがあれば、初年度から作りきることができる。最初のうちは、トラクタは小さくても、中古でもいいんです。現在は導入の検討を一番後回しにされていますが、色んな作業ができるKV2200Wのような乗用管理機を、まず1台導入するべきです。もちろん、面積を増やすこと、研修先の農家さんやJAさんなどと、経営計画をしっかり立てることが前提にはなりますが」と、新規就農者に、エールを送ります。

100年続く農業の在り方を模索

 「今、100年続く農業の在り方を模索しています。この不順な天候と闘いながら、どんな技術が必要で、プラスαでどんな作業が必要か。そのプラスαを掛けた経費は、どこで捻出し生産コストを抑えていくのか。誰でも手に取れる価格帯で、質の高い野菜を生産できるかにポイントを置き、色んなことに挑戦中です。」今回、KV2200Wを導入したのも、その想いの延長線上にあったと言います。

 「ただやみくもに面積を増やしたいから、機械化するんじゃない。プラスαの仕事ができるから、機械化しているんです。今は、コロナ禍で多くの人たちが、厳しい状況に置かれています。産地間の競争でなく、全国の農家の皆さんの知恵を借りながら、ワンチームで農業を盛り上げる協力ができれば良いなと思います」と、渡邊さん。その想いに、クボタの乗用管理機、KV2200Wがしっかりと応えていました。

クボタ乗用管理機KV2200シリーズ


多目的作業が可能なハイクリ仕様の乗用管理機。走行はHST、操舵は切替式4WS、作業により防除セットやロータリカルチが選べます。3点リンクは国内作業機とのマッチングも可能です。
【馬力:21.9】
※マッチングできない作業機もあります。

詳しい商品情報はこちらから
https://agriculture.kubota.co.jp/product/kanren/kv2200/

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