【たまねぎ移植機KP-2TE ユーザーインタビュー】1株ずつ高精度な植え付けを実現。誰でも簡単・楽に作業ができる! お気に入りに追加
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たまねぎ|レタス|ブロッコリー|オクラ|

【たまねぎ移植機KP-2TE ユーザーインタビュー】1株ずつ高精度な植え付けを実現。誰でも簡単・楽に作業ができる!

【たまねぎ移植機KP-2TE ユーザーインタビュー】1株ずつ高精度な植え付けを実現。誰でも簡単・楽に作業ができる!

たまねぎの一大産地である兵庫県・淡路島で、次世代を担う若き農家・増見様が導入を決めた「たまねぎ移植機KP-2TE」。他の農機も組み合わせることで、作業負担の軽減や効率化を図ることができ、栽培面積が大幅に拡大したといいます。そこで、増見様に「たまねぎ移植機」を使用した作業の様子や感想をうかがいました。

 


 

重労働かつ繊細な作業が求められるたまねぎ栽培。

 兵庫県洲本市で、淡路島の名産であるたまねぎを栽培している増見農園の増見朱羅さん。幼い頃から祖父母や曽祖父が農家として働く姿を間近に見て、「かっこいい仕事だな」と憧れてきた増見さんは、高校卒業後すぐに就農。現在はお母様、おばあ様と3人で増見農園を経営されています。栽培面積は、たまねぎ50aに加え、レタス30a、ブロッコリー15a、オクラ0.5aです。
 増見農園では4品種のたまねぎを栽培しています。たまねぎは、育苗から出荷まで作業工程が多く、管理が難しい作物です。育てた苗を一度手で一本ずつ丁寧に引き抜き、苗が乾燥しないように注意しながら、数日以内にまた手作業で植え付けます。収穫後、淡路島ではたまねぎ小屋で約2ヶ月間熟成して甘みを引き出し、さらに手で一つずつ磨いて傷付かないように箱詰めして出荷。重労働でありつつ、常に天候にも気を配る繊細さが必要です。

「たまねぎ移植機」の導入で、作業の負担が減り、大幅な効率化を実現。

 「今の作業負荷を少しでも軽くしたい」という思いで、増見さんがクボタたまねぎ移植機を導入したのは2021年。その前年にたまねぎ収穫機を導入した際、収穫作業が格段に楽になり感動したことも、購入を決めた大きな理由の一つです。
 実際にたまねぎ移植機を使ってみた増見さんは、「今までは苗を1本ずつ手で植え付けしていたので、長時間、無理な姿勢が続いて大変でした。たまねぎ移植機を導入してからは、植え付け作業がとても楽になり、体への負担が軽減されました」と話します。また、通常植え付けた苗はまっすぐ立ち上がるまで10日ほどかかるので、以前はうまく根付くか心配していたといいます。ところがこの移植機を使うと、「正確な間隔で1株ずつ確実に植え付けできるので、苗の活着(移植した苗が根付いて生長すること)がとても良いんです。植え付けの翌日にはピンと立って、そのまま生長してくれます。作業時間も格段に短くなり、3~4人で行っていた作業も2人でできるようになりました。体への負担や効率が、以前のたまねぎ栽培からは大きく変わり、導入して本当に良かったと実感しています」と増見さん。たまねぎ移植機・たまねぎ収穫機・成形ロータリなどを組み合わせることで、相乗効果としてさらに効率が上がり、以前は0.5aだったたまねぎのほ場は、今では50aにまで拡大しました。今後は、さらなる作業の効率化や負荷軽減のために、GSトラクタやたまねぎピッカーの導入も検討中です。

地元の土地や農業を守っていきたい。そのためには「良い機具選び」も重要。

 たまねぎ農家が多い近隣で、増見さんのたまねぎ栽培は注目を集め、ほ場で移植機を使っていると興味を持った他の農家の方に声をかけられることも多いといいます。「私もわからないことがあれば近所の人に教えてもらうことが多いです。こうして情報交換をしながら、自分でももっと勉強して、良い方法があれば柔軟に取り入れていきたいです。実は近隣では、私が子どもの頃には見かけなかった耕作放棄地が増えて、景色が変わってきました。それをくい止めて、地元の土地や農業を守っていきたいです。それには、良い機具選びも重要だと考えています。今の農家だけでなく、新たに就農する人にも、"効率化"は必要かつ魅力的なポイントだと思います。だからクボタさんには、これからも素晴らしい農機を作ってほしいです!」と増見さん。今後はさらに、水稲や他の作物の栽培も計画中とのこと。地元の農業を支える後継者として、ますます厚い期待を集めています

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●ご紹介の製品 たまねぎ移植機 KP-2TE

 たまねぎ移植機KP-2TEは、オペレータは座ったままターンテーブルに苗を供給するだけ。半自動なので、健苗だけを選んで植え付けカップに供給でき、補植の手間がかかりません。コンテナごと搭載できるので、苗株の積み替えも不要です。
 また、2条同時千鳥植え・往復4条植えが、1株1株正確に、スムーズかつスピーディに行えます。油圧式自動昇降機構により、圃場に凹凸があっても植え付け深さは常に一定(うね高さは5cm~30cmまで)。さらに、かん水装置を標準装備し、植え付けと同時にかん水できます。慣行苗も使用でき、新たな育苗資材が不要です。

▶クボタたまねぎ移植機サイトはこちら
▶お問い合わせはお近くのクボタのお店まで

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