メンテナンス
ミッションオイルの交換を怠ると
機械の寿命を縮める原因に
ミッションオイルが劣化すると、動力伝達がスムーズに行われず、機械の寿命を縮める原因になります。
適切な時期に、クボタ純正ミッションオイルで交換することで、クボタ製品のパフォーマンスを最大限に発揮します。
ミンションオイルの劣化
定期交換したオイル
6つの作用がしっかり働き、
ミッションを快調に保ちます。

- ・熱安定作用
- ・湿式クラッチのつながり作用
- ・水との適合作用
- ・粘度指数作用
- ・低温流動性・油圧制御対応作用
- ・防錆作用
古いまま使い続けたオイル
オイルの働きをせず、
ミッション故障を招きます。

- 添加剤の劣化
-
- ・ギヤ保護性の低下
- ・消泡性の低下
- ・粘度の低下とそれによる
- クラッチ・油圧制御の悪化
- ・防錆性の低下
- ・低温性能の低下
- 水分の堆積
-
- ・フィルタの詰まりによる
油圧性能の低下 - ・錆の発生
- ・クラッチ・ブレーキの異音発生
- ・フィルタの詰まりによる
- ゴミの侵入
-
- ・金属粉・土ぼこり等による
フィルタ詰まり - ・ギヤ破損
- ・金属粉・土ぼこり等による
※水分の堆積やゴミの侵入が発生している場合は、オイルと同時にフィルタも交換してください。

オイルゲージを使用してオイル量の確認を
オイルゲージを抜き取って、上限と下限の間にオイルがあるか確認してください。
【オイルが減っている場合】
蒸発や自然減の場合は、オイルを注油してください。
オイルが漏れている可能性がある場合は、確認してください。
【オイルが増えている場合】
必要以上にオイルを注油しすぎている可能性があります。
【オイルの色について】
使用後もオイルの色の変化はほとんどありません。
ただし、著しく黒く変色し、異物混入が見られる際は交換が必要です。
※色の変化ではなく、各機種の取扱説明書のオイル交換推奨周期をご確認ください。