食味・収量センサ取扱いのポイント
自動脱こく制御装置の作物選択は、食味・収量の測定値に影響するため間違えないでください。
食味センサ
収穫作業と同時にこく粒の水分とタンパク質含有率を測定し,その結果を液晶モニタに表示します。(「液晶モニタの表示項目」参照)
収量センサ
収量センサはグレンタンク内のこく粒の重量を測定し,その結果を液晶モニタに表示します。(「液晶モニタの表示項目」参照)また,こく粒の排出前に収量測定を行なうことでこく粒の重量と15%の水分で換算した乾燥重量を液晶モニタに表示します。

【重要】
食味センサは測定精度を維持するために,毎年メンテナンスが必要です。
毎シーズン終了時,購入先に連絡しメンテナンスを受けてください。
この取扱いシートは食味・収量センサを取扱う上での最小限のポイントのみ説明しています。
詳細は取扱説明書を参照してください。
液晶モニタの表示項目



誤操作及び異常発生時,液晶モニタに警告・エラーなどのメッセージが表示されます。
液晶モニタに表示される処置方法にしたがって処置してください。
食味センサ測定値補正
食味センサの測定値は,液晶モニタを操作して,以下の手順で補正することができます。
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※補正値は,脱穀モードで設定している作物にのみ反映されます。
作物毎に補正値の設定が可能です。
※タンパク補正値は,設定中の表示方法(水分換算値もしくは乾基準値)に対して,加算されます。
※補正値を反映した水分・タンパク値がKSAS上に送信されます。